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昨日、急に思い立ってはじめた「発達障害をひと言で表現するなら」と言うシリーズ。ぼくは、三つを挙げて、思いついたことを言葉にしてみました。

豊かな可能性と、価値喪失している現状の悲しさ!
なんだか、とっても微笑ましい彼らの在りよう!
自らを上手く表現で居ないがばかりに、
 随分と損をしている人達!

それぞれの言葉にこめた思いは、記事をご覧下さいね。

さて、みなさんもひとつどうですか?と声をかけましたら、
さっそく、送ってくださいました。
今日はそこをご紹介しますね。

ではまず、MARION-ASさんのひと言から。
発達障害とは・・・
定型発達者の想像以上に、傷つきやすく、壊れやすい
と言うひと言です。
この言葉にこめた思いは・・・・

>自分の心情を理解してもらえず、
>感覚のずれをさも常識がなく、
>劣ったことのようにけなされる。
>彼らに合わせようと(自分の感情がわかりにくいので)
>努力に努力を(無理矢理)重ねた挙句に、
>過剰適応で心が壊れ、結局社会の中で生きられなくなる。

>あるいは(定型発達者にはある意味、
>不愉快かもしれませんが)
>「定型発達者が(無意識に)放つ言動・的外れな指摘が積み重なり、
>自己肯定感を欠損させてしまう」といえるかもしれません。
>でも、大半の定型発達者には、
>自己肯定感、といっても、ピンとこないのでしょうね・・・。

>なんだか愚痴みたいになってしまって、すみませんでした。

う・・・・む。まさに当事者さんとしての思いたっぷりの投稿です。
こんな自分達は社会で傷ついているのに、
なのに、それでもまだ自分達は周囲から責められる。
だから、一生懸命適応しようと頑張るけれど、
限界を超えて頑張っても、結局理解はしてもらえない。
そして特性が、過剰適応を生み、
ミスからの不調も察知できにくいところから、
気付けば身体も心も疲労困憊となっている。

そんな現実を、ひとつの言葉に集約してくださったのだなと。
僕はそう感じました。

複数いただいたのですが、今日はもう1つだけ紹介します。

ふねさんからのひと言です。
発達障害を抱えた人たちは、
 『人を理解するという事とは、どういうことなのか…?』を
 教えるために生まれてきた人たち


これは深い深いひと言ですね。
今のふねさんのお気持ちがたっぷりこもっています。

僕も同じような事を息子に考えさせられます。
彼が生まれてこなかったら、
自分はこんなにも人に興味を持ち、
定型発達者の事も、発達障害者の事も
知ろうとしたかどうかと。

ここで大事なのは、発達障害者を知ろうとする過程で、
定型発達者の事も探求せざるを得なくなると言う事実です。
そして、その先に、自分自身をも探求せざるを得なくなります。
そして、相手を知る事は、自分を知る事であり、
相手にとって助かることをしようとすれば、
自分が何も考えずに反射で行動・言動すると、
一体自分に何が起こり、相手に何を起こしてしまうのか。
そこを見つけていくしかないという事でしょうか。

その先には、息子のために良かれをやるだけでなく、
自分が自分のためにも、良かれをやり始めて、
自分の人生そのものもどんどん変わっていくと言う事実です。
これは僕には驚きでした。
僕の世界は、長男と出会い、この障害とであったことで、
その可能性を大きく開き、世界が広がりました。

ぼくは、発達障害から、そんなことを教わりました。

ふねさんの思いとはちょっと違うかもしれませんが、
ぼくもまた教わった一人として、思いを書いてみました。

ふねさんのひと言への思いは、こうだそうです。

>見た目だけでは判断できない、内面の美しさ。純粋さ。
>そんなものをたくさん持っている人たちです。
>理解されないと、罰とばかりに大変なことになりますし・・・。
>なんらかの使命を持っているんじゃないかなぁ~
>・・・って思います(*^_^*)

うんそうです。
ほんとそうだと思います。

そこで僕の今日のひと言。
発達障害とは・・・・
人類にとって欠かすべからざる、スパイスのような存在である
です。

・・・うぬぬ。。。どうでしょうか。

さて、みなさん、思い付かれましたら、
コメントでもツイートでも、投稿してみませんか?

昨日、他に2件の方にも「ひと言」いただいています。
またの機会にご紹介しますね。

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2012.05.08(火)
2012.05.23(水)
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