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先日より、安定就労をテーマにした「発達障害を共に考える会」から、記事にしていますが、これから数日を掛けて、今回の当事者さんが、職場でどんなことに困っていたかを、非常に具体的に言語化して語ってくれましたので、そこを紹介したいと思います。
まず、1日目は、
「色々相談したいことがあっても、周囲に『わがままだ』『甘えている』というムードがありありで、結局我慢して働くしかなかった」という声です。
彼は障害者就労で入社していたし、
発達障害のこともオープンだったのですが、
結局は、こんな思いから抜け出すことはできなかったと言います。
周りに相談したいこと、
フォローして欲しいことはいっぱいあったが、
それを口にしようものなら、
「障害のせいにして逃げている」
「やりたくない事を避けようとしてばかり」
という空気が漂ったと言います。
今回は2年半ほど就職浪人をし、
準備を積み重ね、万端の体勢で挑戦した就労です。
しかし、見えない障害に対する理解は乏しく、
当初、つらい日々は続いたと言います。
この方の場合、決してやる気が無いのではなく、
「自分は立ち回りの上手さや、調子よく関係を築くことは苦手だが、
指示されたことを、コツコツと真面目にこなすことで、
会社にとって必要なコマになりたい」と意欲的な方なのです。
しかし、対人折衝や部門間調整の様なことには苦手が有り、
強い不安も伴うため、そこで助けがほしかったようなのです。
しかし、ある時上司からは、
「あなたのように能力がある人には、
配慮しすぎると、逆差別になると思っていた」と言われたそうで、
強い失望感を感じたと言います。
相手はほめ言葉としていっているのでしょうが、
そうは受け取られないということを、
支援する側は肝に銘じる必要があると感じます。
この方も、「結局、ここでも判ってもらえないのか」
と思ったそうです。
「もう、自分にはやはり居場所はないのか・・・」
と言う思いに駆られそうになったと言いますが、
今の彼はそこを踏みとどまり、
自滅しない強さが芽生えていました。
この1年間、常にこのことでは悩み続けたと言いますが、
今は、何とか自分のしんどさを周囲に伝えること、
それも出来るだけやんわりと、
しかし、的確に言うこと・・・を課題にしているといいます。
「話しあっても話し合っても、
中々、一足飛びに理解は進まない。
一週間もすれば、すぐに忘れられてしまう」
と言いますが、
その現実に向き合って頑張っている彼を、
僕は今後も応援したいと思っています。
今日は、相談したい事も相談できないつらさについて記事にしました。
皆さんのクリックがとても励みになります。
いつもありがとうございます!
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【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事のご案内】
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族(親族含む)が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2012.3.9(金)10:00~14:00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名(要予約)
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。
2012.3.24(土) 13:15~18:30(開場13:00)
テーマ「発達障害はなぜ就労でつまづくのか
対人関係だけではない実態
~私なりの解決法・対処法
正社員雇用1年の経験から」
定員30名(要予約)
フェルデンクライス・ボディーワーク教室
ゆったりとした時間の中で、
こころとカラダの調和を取り戻していく教室です。
自分本来の自然な体の動かし方を、
意識せずとも取り戻していく働きがあります。
コリや緊張もほぐれています。
無理な姿勢や激しい運動は一切なので、
お気軽にご参加いただけます。
また、引きこもりや不登校など、
グループカウンセリングまでは
ハードルが高いとお感じの方にも、
お気楽にご参加いただける教室です。
お時間はいずれも18:30~20:15
2012.03.23(金)
大阪市北区中央区の和室などを借りて開催
少人数制6~8名(要予約)
先日より、安定就労をテーマにした「発達障害を共に考える会」から、記事にしていますが、これから数日を掛けて、今回の当事者さんが、職場でどんなことに困っていたかを、非常に具体的に言語化して語ってくれましたので、そこを紹介したいと思います。
まず、1日目は、
「色々相談したいことがあっても、周囲に『わがままだ』『甘えている』というムードがありありで、結局我慢して働くしかなかった」という声です。
彼は障害者就労で入社していたし、
発達障害のこともオープンだったのですが、
結局は、こんな思いから抜け出すことはできなかったと言います。
周りに相談したいこと、
フォローして欲しいことはいっぱいあったが、
それを口にしようものなら、
「障害のせいにして逃げている」
「やりたくない事を避けようとしてばかり」
という空気が漂ったと言います。
今回は2年半ほど就職浪人をし、
準備を積み重ね、万端の体勢で挑戦した就労です。
しかし、見えない障害に対する理解は乏しく、
当初、つらい日々は続いたと言います。
この方の場合、決してやる気が無いのではなく、
「自分は立ち回りの上手さや、調子よく関係を築くことは苦手だが、
指示されたことを、コツコツと真面目にこなすことで、
会社にとって必要なコマになりたい」と意欲的な方なのです。
しかし、対人折衝や部門間調整の様なことには苦手が有り、
強い不安も伴うため、そこで助けがほしかったようなのです。
しかし、ある時上司からは、
「あなたのように能力がある人には、
配慮しすぎると、逆差別になると思っていた」と言われたそうで、
強い失望感を感じたと言います。
相手はほめ言葉としていっているのでしょうが、
そうは受け取られないということを、
支援する側は肝に銘じる必要があると感じます。
この方も、「結局、ここでも判ってもらえないのか」
と思ったそうです。
「もう、自分にはやはり居場所はないのか・・・」
と言う思いに駆られそうになったと言いますが、
今の彼はそこを踏みとどまり、
自滅しない強さが芽生えていました。
この1年間、常にこのことでは悩み続けたと言いますが、
今は、何とか自分のしんどさを周囲に伝えること、
それも出来るだけやんわりと、
しかし、的確に言うこと・・・を課題にしているといいます。
「話しあっても話し合っても、
中々、一足飛びに理解は進まない。
一週間もすれば、すぐに忘れられてしまう」
と言いますが、
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分からないことを聞いてみたり。
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2012.3.9(金)10:00~14:00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名(要予約)
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
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2012.3.24(土) 13:15~18:30(開場13:00)
テーマ「発達障害はなぜ就労でつまづくのか
対人関係だけではない実態
~私なりの解決法・対処法
正社員雇用1年の経験から」
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自分本来の自然な体の動かし方を、
意識せずとも取り戻していく働きがあります。
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無理な姿勢や激しい運動は一切なので、
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また、引きこもりや不登校など、
グループカウンセリングまでは
ハードルが高いとお感じの方にも、
お気楽にご参加いただける教室です。
お時間はいずれも18:30~20:15
2012.03.23(金)
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