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発達障害部門 第1位

さて、ラストと書いた「共感性の乏しさ」の小テーマですが、最後にいただいたコメントなどをご紹介する記事を書きたいと思います。(この記事は、こちらの続きです。)

まずは、質問の主であるジャージーさんのコメントからです。

>どうも、随分負担を掛けてしまった様で、けれど真剣に考えて、思いを馳せて下さり、どうも有難うございました。

いえいえ、僕にとってもこの夏休みの間、
ずっといろいろと考え、思いを馳せたことは、
非常に貴重な時間となりました。

一気に書き上げるより、
そこに一週間の時間があったことで、
一連の締めの記事がかけているように、
自分でも感じています。

こちらこそありがとうございます。

>この気配り、ずっと揺れているのです。自身の間で。
>書いてきた通りの障害特性上の知らず知らずのうちの防衛と、
>まず自分を崩壊させてはいけない、
>自分を守らなければならない、
>その上で、支障を来たさない範囲でどこまで出来るのか。

>そして、このバランスを保つ労力に対して、
>それを越えて迄、
>共感性を維持し続けようと思える
>動機・“モチベーション”の存在の有無ですね。

そうですね。
過剰適応は禁物ですね。
自分のバランスがまずは一番大切とお考え頂きたいです。
僕もそう思います。

でも、損な中で、少し気持ちを周囲に振り向けたり、
相手の配慮に感謝の気持ちを表現する。
ちょっとしたことの積み重ねが、むしろ大事に感じます。

そんなところで、ジャージーさんなりの生き方やバランスを、
見つけていただけたらと思います。

>この現世で、人と居る魅力とは何ですか?

そうですね。
人によって違うのでしょうけれど、
僕なりに挙げるなら、三つでしょうか。

ひとつは、まず自らの根底に、
人を求める気持ちがあるんですね


僕とて、余り人付き合いが上手いとはいえないタチです。
正直、あまりに濃厚な付き合いは苦手かもしれません。
でも、やはり人を求めるんですよね、自分自身が。
どこか、本能的なものかもしれませんね。
理由以前にそんな本能がある
まずはこれを最初に書きたいですね。

そして、二つ目には、
自分が変わり、世界が広がるんですね。

自分ひとりで見つけるものって小さいんですね。
人を介して、関っていくこと、触れていくこと、
受ける刺激・・・そんな中で自らに芽生えるもの・・・

やっぱり、人と関わっていくことでしか得られないものって、
僕はあると感じています。
だから、僕もこんなに不器用ですけれども、
やはり人を求めてしまいます。


そして、三つ目には、自分の存在する意味を感じるんですね。

人と関わって、助けられたり助けたり。
人は人の中に居て、何らかの集団で居場所を持つことで、
自分の存在価値を見つけるのかも知れませんね。

人から存在を認めてもらえることで、
自らの存在も認めていける・・・・。
人って、そんなものかもしれませんね。

やはり、人は、人に必要とされたいんですね。


あと、ひとつ追記です。
それは、人を受け入れていくことで、
自分自身に成長があることでしょうか


「自分の世界だけに居ること」より、
そして、「自分を受け入れてもらうこと」より、
「自ら人を受け入れ、
自分も、多様な人の多面性に向き合っていくこと」。
そこにこそ、人と居る最大の魅力があるのかもしれません。

でもね、ぼくも、まだ、
世界のせまい、せまい人間です。

ぼくもまだまだ、成長過程の人間なんですよね。
ですから、最後のこのことについては、
今は、まだ多くを語ることは出来ません。
僕にとっても探索中のことなんですよね。


僕にとっての、人と居る魅力はそんなところです。
ぼくもこれまで、沢山の人を傷つけてきたかも知れませんね。
ずっとずっと、長い間、僕も、共感性の乏しい人だったような気がします。
きっと、多くの人に寂しい思いをさせて来たのかも知れませんね。

こんな記事を書いていても、僕とてそんなもんです。
でも、こんな僕だからこそ、
こんな記事を書いてしまうのかもしれませんね。

どうでしょうか、お答えになりましたでしょうか。







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