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発達障害部門 第1位

今日は東京都と三重県での子供向け発達支援の新しい動きについて、記事にしますね。

 さて、東京都板橋区の方は、「子ども発達支援センター」の開設式のニュースです。15歳以下を対象に、発達の遅れや偏りのある子達への早期支援を目指すとの事です。医療福祉相談員や臨床心理士、言語療法士、作業療法士らを配置し、発達障害に関する専門相談に応じるほか、問題行動への対処の仕方を学ぶペアレントトレーニングなどを行うそうです。

 一方、三重県名張市の方は、来年1月の開所を目指して、有識者による整備検討会を開き、市長あてに中間報告書を提出したそうです。報告書では、センター機能を相談、発達検査などのアセスメント、就園就学時の引き継ぎなどコーディネート、専門職など人材育成と規定しているそうです。将来的には、全市で軽度発達を見分ける5歳児検診の実施を目指すとの事。

 いずれも、幼児期から学童期の、早期スクリーニングとその後の支援、そして学校との連携を意識した運営となるようです。僕も思いますに、発達障害の問題は、放置が一番良くないわけで、まずは的確に正確に診断を下し、必要な支援や療育で、子どもの可能性を伸ばしていくことが大切だと感じます。正しい診断が必要なのは、無理な負荷を子どもにかけずに、彼らに必要な環境を整えるためです。

三重県名張市の整備委員会の加藤会長の言葉が記事に紹介されています。
「全国的にも希少な施設。障害児が気付かれないまま就学すると、授業の混乱や、いじめられて人格形成に悪影響が出ることもある。これらを防ぐため、有効な取り組みができる」

全く同感ですね。
こうした施設が、「全国的にも希少」であってはいけない訳で、
発達に遅れのある子どもたちに、
必要な支援が届くように、まずは正しく発見すること。
親の理解を適切に導いていくこと。
(障害受容も容易ではないですからね。)
そして、適切な環境と、
必要なあたたかい関わりを受けながら、
子どもたちの可能性をつむことなく、
彼らのゆっくりとした成長を見守り、
無理なく伸ばしていけるようにあってほしいと思います。

こうした施設整備と人的拡充が、全国に広がることを望みます。

子ども発達支援センター、20日オープン 板橋区
産経ニュース 2011年7月19日
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110719/tky11071918570006-n1.htm

名張市子ども発達支援センター:発達障害児、環境整備へ 就学連携など /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20110811ddlk24010351000c.html
毎日新聞 伊賀版 2011年8月11日 





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