予想もしないから偶然は嬉しい。
いつの間にか期待することをやめて
会えたら嬉しい、くらいの気持ちしかなかったけど
やっぱり話ができたらここの記事だって更新したくなる。
本当に久しぶりですごく嬉しかったのだ。
今期は毎週月曜日同じ授業があったのに
少人数だけど僕以外みんな女子だから緊張して
その場にいるだけ、話すこともなく
いつの間にか夏になってた。
そろそろ残りの授業も数えるほどになって
先生が早めに終わらせて就活の話をし始めて
みんなの状況を聞いてくれた。
保育士の話に意外と食いついてくれて
色々アドバイスももらえたし、みんなの状況も聞けたし
それだけで心が温かくなった。
チャイムがなって先生が教室から出ると
いつもはみんな残って話したりしているのに
今日はみんなすぐ帰り始めて一緒に教室から出る感じになって
最後になってしまった僕の前にいたあの人が「電気消そっか」って言いながら
消そうとする僕を遮って自分で電気を消した。
「エコだね」なんて当たり障りのないことを言いながら
約3年ぶりくらいに普通に話ができた。
建物から出るまでのほんの少しの間だったけど
最後に「保育士頑張ってね」と言ってくれてすごく嬉しかった。
何気ない話ができたことは、昔の自分に比べるとすごく成長した。
だけど本当は何も変わってない。
今日もあの人が普通に話してくれたから。
それでも僕は満足してしまうのだ。
今になって僕は、あの人の声が好きなんだと思った。
自分だけに向けられるその声が心地よくて
すごく嬉しくて、すごく切なくて。
同じ環境にいられるのがあと半年くらいしかないのかと思うと
少し寂しいね。
昔みたいに目があうだけでドキドキするような
そんな風に人を好きになることはもうできないけど
形が変わっただけで、本当の気持ちは何も変わらない。
僕らはいつの間にか大人になって
いつまでも子どものような好きではいられない。
だけどもし、もう一度があるのなら
僕はもう後悔したくない。
奇跡を待っていたら一年かかった。
いつまでも今を楽しんでいるわけにはいかないのだ。
学生最後の自分にエールを。
キセキ。