やっと決心がついた。
それまでに2年もかかってしまった。
そんな風に書くとキレイゴトのようだけど
本当はただずるいだけ。
大学に入ってからは、昔のような恋愛が段々できなくなって
本気で誰かを好きになるって、昔以上に分かることはなかったと思う。
でも代わりに色んなものは分かってきたつもり。
人との接し方とか、気持ちの整理のつけ方とか。
だから軽い気持ちで可能性を広げたりしてた。
それも意味はなかったけど。
しいていうなら魚のいない池に餌をつけた釣竿をたらしているようなもの。
そんな恋愛をして何が楽しいのか。
いつからか臆病になってしまって
それは関心が薄れていくこととなってしまった。
一人のほうが気楽だし、友達もいて楽しいし、何不自由していない。
そんな風に思えるようになったことは、ある意味僕にとってはすごい成長でもあった。
だけど、なんでだろうね。
周りの友達が言う"恋人が欲しい"という理由は
僕にはわからないし
昔のように誰かを本気で好きになる気持ちももうわからない。
でも2年前に直感的に感じた気持ちは
大学に入ってからずっと続いてる。
どこかで、あの人じゃないと嫌なんだとか
どこかで、ふられるのが怖いからとか
そういう言い訳を作って距離をおいてた。
そして他の可能性に逃げようとしてた。
昔の僕なら絶対しなかったこと。
その可能性が最近ことごとく失われ続けて
もはや誰でもいいなんて少しでも思った自分が嫌い。
せっかくちょっとだけ自分を好きになれてきたのに。
誰かを好きなときの自分は、きっと僕にとって嫌いな自分。
だけど誰かに好かれる自分は、きっと大好きな自分。
もう一度だけ、自分を好きになりたいと思った。
あの人が少しでも僕を見てくれるなら
焦らずにもう一度だけ自分から恋愛を始めてみようと思う。
結末は分からない。
いつ終わるのかも分からない。
それでも僕は、良いと思えたから。
ケツイ。