おはようございます
大阪市阿倍野・住吉の健康・ダイエットを応援する漢方薬舗 長春堂の粕谷です。
「春眠暁を覚えず」といいますが、春の朝はついつい寝過ごしてしまいたい感じがしますね
さて、この睡眠ですが、近年の研究で肥満を防ぐ睡眠時間というものがわかってきています。
今日は肥満と睡眠時間のお話です。
肥満を防ぐ睡眠時間
睡眠不足が肥満やメタボの原因の一つとなっていることは、今やほぼ定説となっています。
たとえば、こんな研究結果があります。
2万人余りの日本人を対象にした研究で、7時間睡眠を基準とした場合、5時間以下だと肥満リスクが1.5倍になる
と、報告されています。
肥満を防ぐ睡眠時間は7時間以上
であるということです。
睡眠不足が肥満につながる原因としては…
①ストレスに対する過敏性が増す
睡眠不足はストレスに対する過敏性を高め、イライラ発散を目的とした高カロリー食を増やし肥満を招きます。
②食欲を増すホルモンのグレリンが増える
③食欲を抑えるホルモンのレプチンが減る
この3つです。
睡眠不足によってホルモンバランスも乱れることが②、③から分かりますね。
食欲は主に「グレリン」と「レプチン」という２つのホルモンに影響されます。
この2つは互いにバランスを取りあっていて、どちらかが減るとどちらかが増える仕組みになっています。
睡眠不足の人はグレリンが多く、レプチンがあまり分泌されません。
逆に、充分寝ている人はレプチンが多く、グレリンは少なく分泌されます。
さらに、睡眠は時間だけでなく質も大切です。
そこで、良い眠りを得るためのポイントを3つ
1.寝る３時間前からテレビは見ない
寝る直前までスマホやテレビを見ていると、目の疲労から脳が緊張状態に。
寝る前は早めにテレビを消してくださいね。
2.ぬるめのお風呂にゆっくり入る
人間は体温が下がる時に眠気を感じます。
寝る前にぬるめのお風呂に入ると、体温が下がり、眠りやすくなります。
3.ベッドサイドは薄暗く
明るい部屋で寝ると、食欲を抑えるホルモン「レプチン」が働かないことがわかっています。
暗めの部屋で眠りましょう。
７時間以上の睡眠と上記の３点を心がけて効果的に痩せましょうね
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます☆
漢方薬舗長春堂 粕谷
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