おはようございます
大阪市阿倍野・住吉の健康・ダイエットを応援する漢方薬舗 長春堂の粕谷です。
「酸っぱい胃酸が上がってくる」
などの症状がある逆流性食道炎。
胃で分泌される胃液は食べ物を消化したり、食べ物と一緒に口から入った細菌を殺菌したりする働きがあります。
その胃液が食道に逆流してくる病気が「逆流性食道炎」です。
胃酸は胃に入ってくる肉を溶かすほど強力ですが、胃の壁は粘膜で保護されており溶けることはありません。
ただ、胃とつながっている食道にはそんな防御機構はないので、胃酸が逆流してくると炎症を起こしたりただれたりしてしまいます。
この逆流性食道炎、男性は中年以降、女性は高齢者に多い傾向があります。
では、なぜ逆流性食道炎が起こるのでしょうか
その原因は大きく分けると3つあると言われています。
１つ目は「下部食道括約筋の機能低下」
胃の内容物や胃液が逆流しないように、入口を締める働きをしているのですが、この筋肉が緩んでしまうと逆流が起こるのです。
この筋肉がゆるむ原因としては胃の機能低下があり、加齢によって起こりやすくなります。
この理由は意外と知られていないようですが、逆流性食道炎が中年～高齢者になって起こりやすいのは、これが関係しています。
２つ目は「胃酸過多」
これはよく知られていますね。
市販されている「ガスター10」などのＨ2ブロッカーが使われるのもこの理由からです。
Ｈ2ブロッカーで胃酸の出過ぎを止めるんです。
食生活の欧米化により脂質やタンパク質の摂取量が増加したこと、肥満が増えたことなどにより胃酸分泌も増加傾向にあります。
若くてよく食べる男性の逆流性食道炎の原因としては、この胃酸過多が大きいかもしれませんね。
３つ目は「食道の知覚過敏」
これはストレスと密接に関係しています。
「下部食道括約筋の機能低下」や「胃酸過多」がある方でも、普段は大丈夫なのにストレスが強くかかった時に逆流性食道炎が起こる…ということはあります。
では、治療薬は
病院にかかるとよく処方されるのはプロトンポンプ阻害剤（ＰＰＩ）とＨ2ブロッカーです。
プロトンポンプ阻害剤は「タケプロン」というお薬が有名ですね。
ピロリ菌の除菌などにも使用されます。
病院でよく出されるこれらのお薬（プロトンポンプ阻害剤（ＰＰＩ）、Ｈ2ブロッカー）は、両方とも胃酸の出過ぎを抑えるお薬です。
でも、どうでしょう？
逆流性食道炎の主な原因は3つあるのに、その1つ（胃酸過多）が改善するお薬だけでは
「なかなか良くならない…」
という人がいても不思議じゃないですよね。
実際、タケプロンやＨ2ブロッカーで良くなった～という人もいれば、楽になったけど完全には…という人もいるのも事実です。
先日ご来店いただいた６０代の男性の方。
処方されたＨ2ブロッカーだけではマシにはなるものの服用を続けても治らなかった。
そこで、漢方薬を一緒に服用してみると劇的に改善され、楽になられたそうです。
おそらくこの方は、「下部食道括約筋の機能低下」があったのが、漢方薬で胃の機能が整うことによって筋肉のしまりが良くなったのだと考えられます。
６０代以降の方の場合、こういったケースは非常に多いです。
１つ目の「下部食道括約筋の機能低下」や、３つ目のストレスからの「食道の知覚過敏」などは漢方が得意とする分野だと思います。
病院の治療ではなかなか改善しない…という方はご相談くださいね
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます☆
漢方薬舗長春堂 粕谷
※漢方薬舗長春堂でダイエットしていただくには初回カウンセリングの受講が必要となります。遠方でご来店が難しい方は資料請求をご遠慮ください。
★地下鉄御堂筋線西田辺駅からのアクセスはコチラ
↓↓↓↓↓
御堂筋線西田辺駅からのアクセス | 大阪市阿倍野の漢方薬舗 長春堂ダイエットブログ (ameblo.jp)
★ダイエット初回カウンセリングの流れはコチラ
↓↓↓↓↓
あなたのダイエットを長春堂が応援します！ | 大阪市阿倍野の漢方薬舗 長春堂ダイエットブログ (ameblo.jp)
地下鉄御堂筋線 西田辺駅下車５分
阿倍野・住吉の漢方・ダイエットを応援する
【漢方薬舗 長春堂】
住所：大阪市阿倍野区播磨町1-22-4
電話06-6624-2800
営業時間：10：00～20：00（日・月・祝休み）
※当店では、阿倍野区、天王寺区、住吉区、東住吉区、住之江区のお客様から多く相談を頂いております。