子宮腺筋症・多嚢胞性卵巣症候群を乗り越えて、第2子妊娠 | 漢方・自然薬が好きな薬剤師 たにあつこのブログ

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日々の店頭での診療日誌や、感じたこと、皆さんに知ってほしいことなどを綴っていきたいと思います。
ぜひ読んでくださいね。

第2子不妊のご相談。

26歳で結婚、30歳で第1子(女子)出産し、

それから4年経つが、なかなか第2子ができません。

 

産婦人科で、子宮腺筋症と言われ、

産婦人科の指導の下、タイミング療法を試みるが妊娠しません。

不妊専門外来へ行くと、多嚢胞性卵巣症候群(pcos)の疑いで、

排卵しにくい、と言われ、義母に相談すると、

漢方薬局へ行ってみたら、と勧められ谷薬舗へ来店されました。

 

 

生理痛がひどく、生理前のイライラもひどい、冷え性で手は冷たい、

肌が乾燥し、リップクリームが手放せません。

 

元来几帳面の性格のようで、妊娠したい、ということもストレスとなっているようで、

肝気鬱の漢方薬と、血虚瘀血の漢方薬を出しました。

 

 

8か月後、第2子妊娠し、やがて元気な第2子を出産しました。

妊娠に至るまでに、瘀血や血虚の状況を注意深くチェックし漢方薬で対応してきました。

冬に風邪をひいた後、副鼻腔炎になり、排膿作用の漢方薬を処方すると

大量の鼻汁が出て、それから妊娠した、と言います。

漢方薬で体の湿熱が取れ、それが子宮環境にも良かったかもしれません。

 

第1子出産後は、産後の肥立ちが悪く苦労したそうで、

今回の第2子妊娠中は、漢方薬を飲み続けて、大切に妊娠期間を過ごしたため

元気な男の子を出産でき、お母さんの産後の肥立ちもよかったようです。

 

近頃、せっかく授かっても出産にまでこぎつけない不育症も、多いように感じます。

妊娠中は、体調管理に気を使いますが、

不安になったり精神的にもアンバランスになりやすいものです。

 

妊娠中も、ぜひ漢方薬を頼っていただきたいと思います。

 

 

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