五行の一つ一つの性質を見てみると、

木と火は陽の性質、

金と水は陰の性質、

土は中庸と位置付ける事が出来ます。

この様に五行学説は、

結局陰陽論を発展させたものと

いう事が出来ます。

但し陰陽論では、

一対一の関係で、

励ますのもなだめるのも同じ相手でしたが、

五行学説では、

励ます相手、なだめる相手、

なだめられる相手が全て違う相手なのです。

つまり陰陽のシーソーがいくつも複雑に

合わさって出来た関係という事が出来ます。