カルシウムをサプリメントで取る場合、
気を付けてほしい事があります。
一般的に市販されているカルシウムのサプリメントは、
イオン化されています。
イオン化されていると吸収がとても良いので、
血中濃度が急激に上がります。
炎症が強い時、
たとえばアトピーなどで皮膚が真っ赤な時、
カルシウムは炎症を抑える働きがあるので、
一時的にはいい働きをしてくれます。
しかし長期的に見ると、
イオン化されたカルシウムは注意が必要です。
血液中のカルシウム濃度は一定でないといけないので、
吸収したカルシウムはおしっこに捨てられます。
今度は血液中にカルシウムが不足してしまし、
骨を溶かしてカルシウムの不足を補います。
骨を強くするためにカルシウム剤を飲んで、
骨を弱くしている人がたくさんいます。
カルシウム剤を飲む時は注意しましょう。