肺は体の一番上に位置しています。
西洋医学と同じで、呼吸と関係が深いのですが、
それだけではありません。
肺は皮膚とも関係があり、免疫とも関係があります。
漢方では病邪は皮膚から入ると考えていますので、
肺が弱ると、風邪をひき易くなります。
肺が弱っている人は、脾も弱っている人が多く、
脾を元気にして肺を強くする事が多いです。
肺が弱って汗をかき易い人は黄耆の入った漢方薬を使います。
黄耆建中湯、桂枝加黄耆湯、防已黄耆湯、
補中益気湯などが良く使われます。
冬虫夏草も肺に使われますが、とても高価です…