歯のホワイトニングに関心が無かった私が・・・(その27) | Dr.ABOの歯ぎしり用マウスピースでエラ張り・頭痛・肩こりの改善にトライ!

Dr.ABOの歯ぎしり用マウスピースでエラ張り・頭痛・肩こりの改善にトライ!

大阪梅田で歯ぎしり・食いしばりから歯と全身を守る、小さいABO式マウスピース専門の歯科医院を開業しています。歯ぎしりは歯や顎関節の害、エラ張り・頭痛・肩こり・眠りが浅い・目の疲れ・ほうれい線などの原因に、この改善を考えたマウスピース、漢方薬・鍼灸の話など

使いやすいホワイトニングトレーを作るには・・・

 

1)正確な歯の型をとります、そのためには

型をとる道具を口の大きさに合ったサイズ

選びます、型をとる材料を練る水も冷蔵庫

使う直前まで冷やしておきます(水温管理が大切)

 

歯の掃除を行い、綺麗になった歯の型をとります。

小さな気泡も入らないように気泡が入りそうな

所には指であらかじめ材料を塗りこんでから

型をとる様な、細かい調整を行いながら型を

とっていきます。

 

型をとる材料が固まれば取り外し

すぐに石膏を注入します、石膏を注入するまでに

時間があけば、型が変形するので

 

気持ち的には1秒でも早く注入したいと思っています。

 

石膏が固まれば、ホワイトニングトレー制作には

必要ない部分をトリーマーという機械を用いて

削り除去します。

 

その後細かい石膏の気泡などを除去して

石膏内部まで完璧に乾燥させるために

乾燥ボックスに入れて乾燥させます

乾燥していない模型で作るとマウスピースの

適合があまくなるからです・・・)上記の作業が終わった模型です

写真のピンク色の部分は何??

思われた方がいると思いますが

 

ホワイトニングトレーはジェルを入れる

スペースが必要なので

 

歯の表面に、1本1本薄いパテを盛り上げて

少しだけ厚い歯にして

それからシートをプレスして作るのです

細かい作業です!)

 

その後シートを選び、バキュームホーマーという

機械でシートを温めて、柔らかくなったシートを

吸引して石膏模型にプレスしていきます。

 

その後、十分シートが冷めるのを待って

場合によっては24時間置いておくこともあります

(あわてて作業したらシートが変形する可能性があるので・・)

そこ後、ホワイトニングトレーの設計の形に

シートをカット・研磨していき完成させていきます

 

写真は完成した上の歯のホワイトニングトレーです

歯にピッタリと適合し、トレーの長さも、スポーツ用の

マウスピースみたいに長すぎることなく、ピッタリの

長さで完成出来ました!!!


とても美しい、ホワイトニングトレーです

このホワイトニングトレーなら安心して

ホワイトニングすることが可能だと思います

 

(*写真のホワイトニングトレーは型どりから

石膏流し・トリミング・シートのプレス・

設計・シートのカット・研磨完成)

まで全て私(英保)1人で行いました・・・

作るのは結構楽しいです!!!

(その28に続く)

 

ABO歯科クリニック 英保武志