こんにちは。
漢方薬剤師のみゆきです。
久しぶりのブログ更新となりました。
もう3月ですね。
勤務先の薬局も花粉症の方が増えてきました。
すでに鼻水やくしゃみが出ている方、
まだだけど、ムズムズする方…いろいろです。
まだ気温が低い日が続くようですが、
晴れたり、風が強くふくと、急に症状が出始めるのでやっかいですよね。
「私は花粉症」と自覚がある方は、備えておくと安心です。
花粉症の漢方といえば、小青竜湯（しょうせいりゅうとう）が有名です。
小青竜湯には、
・からだをあたためて熱や腫れを発散させる
・鼻水や痰の原因となる余分に溜まった水分の巡りをよくする
といった働きがあります。
とくに、水のような鼻水がダラダラと止まらない、くしゃみがでるというときによいです。
（鼻づまりもやや改善）
私も時々お世話になりますが、
即効性があるので、症状がでたときだけ頓服的にのむこともできます。
市販薬としても薬局で販売されています。
こちらは、病院で処方される医療用の漢方薬の小青竜湯と同量同成分の市販薬。
とくに胃腸がよわいとか気になることがない健康な方は、
小青竜湯を備えておくと安心かなと思います。
ただ、体質や症状にあわせて小青竜湯以外の漢方薬が選ばれることもあります。
詳しくは、こちらのブログにまとめているので、参考にしてくださいね！
