漢方療法 = 蕁麻疹(じんましん) = |  漢方堂薬局

漢方療法 = 蕁麻疹(じんましん) =

【診断・治療】


一般的な蕁麻疹(急性蕁麻疹)は

比較的短期間で解決をみますが

中には1ヶ月以上

ときには1年以上も症状が続く場合があり

この場合を慢性蕁麻疹といいます


慢性蕁麻疹は

ほとんどが非アレルギー性で

現代医学的には原因不明の場合が多いです


治療が困難でひとすじ縄ではいかない

そこで体質から見直し、効果も優れている

漢方療法を用いる方が多い疾患です




『実証』

●白虎湯(びゃっことう)
 ⇒瘙痒、不眠、発熱、腹満、自然発汗、手足の冷えなどに用いられます

●白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
 ⇒発汗が多いなどに用いられます

●白虎加桂枝湯(びゃっこかけいしとう)
 ⇒灼熱感が強いなどに用いられます

●調胃承気湯(ちょういじょうきとう)
 ⇒食物中毒による、腹満、腹痛、便秘などに用いられます

●桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
 ⇒赤ら顔、発疹は赤色、治り難い常習性、便秘、のぼせ、頭痛、めまい、不眠、月経不順、月経困難などに用いられます

●大柴胡湯(だいさいことう)
 ⇒上腹部で左右の肋骨弓下の部分の苦満感、心下部硬、治り難い、常習的、便秘、体質改善、上腹部痛、嘔吐、食欲不振、肩こり、息切れなどに用いられます

●茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)
 ⇒上腹部から胸部にかけての膨満感、不快感、不安、不眠などに用いられます

●防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
 ⇒腹部膨満充実、便秘、常習性、慢性、体質改善などに用いられます

●橘皮大黄朴硝湯(きっぴだいおうぼくしょうとう)
 ⇒魚肉中毒によるなどに用いられます

『虚実間証』

●葛根湯(かっこんとう)
 ⇒悪寒、発熱、発赤、広範な腫脹・瘙痒(強度)、熱感などに用いられます

●十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
 ⇒体質改善、粟粒状発疹の多発などに用いられます

●小柴胡湯(しょうさいことう)
 ⇒倦怠感、食欲不振、咳などに用いられます

●消風散料(しょうふうさんりょう)
 ⇒発赤、かゆみ、水虫などに用いられます

『虚証』

●香蘇散(こうそさん)
 ⇒魚・肉による発疹の初期、発熱、悪寒などに用いられます

●八味地黄湯(はちみじおうとう)
 ⇒喉が乾く、尿利減少、排尿異常、乾燥性、慢性などに用いられます





※『実証』、『虚実間証』、『虚証』の説明はこちらをお読みください


いずれにしても症状と体質に合った漢方薬を飲まないと効かないと言えます



ありがと 個々の体調や体質にも深く係りますので、漢方薬は必ずご相談の上、服用してください



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