今日は夫の母の105歳のお誕生祝いをしました。
足腰はしっかりして自分の足で歩けますし、食欲は旺盛、
内臓も悪いところはないようです。
ただ記憶がはっきりしなくなり、
「あら、どなたかしら?」「あなたはどなた?」の連発でした。
長生きの秘訣はと考えてみました。
胃腸が丈夫、くよくよしない、外出好き、買い物好き。
特に特売が好きで、デパートの特売にはよく出かけて行って
「あら、若すぎたわ。あなたにあげる」と洋服をもらったことがあります。
70歳の時に公民館でダンスをはじめ、
高いかかとのダンスシューズを買って張り切って出かけました。
でも帰ってきて
「じいさんばっかりだったわ、この靴、あなたにあげる」
と靴ももらったことがあります。
自分はおばあさんだと思わなかったのかしら?
また髪の毛も途中で染めるのをやめ、
艶のある真っ白な髪の毛になりました。そしたらある日
「地下鉄で男の人にきれいですなあ、と触られちゃったわ」
と半ばうれしそうに言ったあと
「でもみんな、髪の毛のことしかほめないのよね。
顔のことはほめないのよ」
それを聞いた孫が小さな声で
「それは無理だよ、おばあちゃん」
と言った時には笑ってしまいました
こんなくったくのない楽しい母です。
教育熱心でPTAの役員としてよく学校に夕方まで出かけていて、
子ども4人、母親がいつも留守なので
一番上の兄が末の妹をおぶって夕食を作ったそうです。
おかげで男の子3人、我が夫も含めて料理が好きな男性に
育ったようです。
家事はあまり好きではなく、
明治生まれの義父がよく掃除をしていました。
骨が太く、転んだ話は聞いたことがありません。
散歩を欠かさずカラオケ、詩吟を楽しんでいました。
以上長生きの秘訣を考えてみました。
歳のことは気にしないようでした。
こんなエピソードの中で、
みなさまが秘訣を感じていただければ嬉しいです。
105歳のバースデーケーキ。
埼玉白岡市の会席蕎麦屋「樹庵」さんからのプレゼントです。
おそばと卵焼きが絶品でした