こんにちは✨
りんどう薬膳アドバイザーの
岡井久美子です
今回は、
今の季節に出回る赤紫蘇を使った色鮮やかで栄養もたっぷりの「赤紫蘇ジュース」をご紹介します
赤紫蘇にはアレルギーの緩和や新陳代謝の促進など様々な薬効が知られてますが、さっぱりとした爽やかな味わいは、夏バテ解消にもぴったり!
濃縮されたシロップなので、お水や炭酸で割って飲むほかにも、ヨーグルトにかけたりデザートの材料としても活用してみてくださいね😉✨
さわやか♪赤紫蘇ジュース
材料(作りやすい分量)
リンゴ酢使用レシピ
- 赤紫蘇 1パック(300g程)
- 水 1.8ℓ
- 砂糖 300~500g程度
きび砂糖や甜菜糖など - リンゴ酢 200g
クエン酸使用レシピ
- 赤紫蘇 1パック(300g程)
- 水 1.8ℓ
- 砂糖 500~700g程度
きび砂糖や甜菜糖など - クエン酸 25g
リンゴ酢やクエン酸は、すっきりとした甘みと鮮やかな色に仕上げるために使います。
砂糖の量はお好みで♪
ただし、保存期間に関係するので、長期で保存する場合はそれぞれの最低量は入れてくださいね。
作り方
【下準備】
紫蘇は枝ごと水洗いして泥や汚れをおとしてから、葉っぱだけ摘み取り、たっぷりの水で丁寧に洗い、水をきっておきます。
1.お湯が沸騰したら、紫蘇を入れます。
再沸騰したら中火で10分ほど煮だします。
2.少し冷ましたら、中の紫蘇を取り出してからザルを使ってこします。ゴムベラなどで押し付けるようにして、しっかり絞りましょう。
3.こした液をまた鍋に戻して、砂糖を入れたら弱火にかけ、完全に溶けたら火を止めます。
4.粗熱が取れたらクエン酸、またはリンゴ酢を入れてよく混ぜてから冷まします。この時に鮮やかな赤色に代わります
出来上がったら、すぐに飲めますよ!
濃縮タイプなので、お水や炭酸水でお好みの濃さに割って薄めて飲んでくださいね。
お砂糖の量により、薄める倍数も変わります。
保存する場合は、空き瓶やペットボトルをきれいに洗ったら、中にホワイトリカーを少量入れてまんべんなく濡らして消毒した後に入れてください。冷蔵庫で半年ほど保存可能です。
砂糖を減らしたときはもう少し短くなりますので注意!
リンゴ酢かクエン酸どちらを使うかで、ジュースの鮮やかさと味わいも変わります。
リンゴ酢はまろやか、クエン酸は酸っぱさがきりっとして、ジュースの色がより鮮やかになります
左がリンゴ酢使用 右がクエン酸使用
残った赤紫蘇の使い方
ゆかりふりかけ
- ジュースで使用した300g分の赤紫蘇の葉
- 塩 大さじ2
- お酢 50㏄
残った葉を塩でもみ、出てきた水分は捨てお酢(少量のクエン酸でも可能)をいれて揉みこんだらバラバラにほぐして天日干しします
晴れた日であれば1日でカラカラに乾燥しますよ👌
フードプロセッサーかすり鉢で粉々にしたら出来上がり♪
赤紫蘇の佃煮
- ジュースで使用した300g分の赤紫蘇の葉
- しょうゆ 75㏄
- みりん 75㏄
- 酒 75㏄
- ちりめんじゃこ 40g
- 白ごま 大さじ3
- たかのつめ 2~3本ほど
ちぎって種ごと入れます
良く絞った紫蘇の葉をざく切りしたら、すべての材料をいれて火にかけ、中火で水気がなくなるまで煮ます。
保存する場合は、小分けにして冷蔵保存がお勧めです
ピックアップ食材
赤紫蘇
赤紫蘇は、様々な栄養成分が含まれ、食用や漢方薬として用いられていますが、特に注目したいのはαーリノレン酸です。
αーリノレン酸は、体の組織が正常に機能する上で欠かせない不飽和脂肪酸の一種で、体で作ることができないので食事で摂取しなくてはならない必須の栄養素です。
また、血中中性脂肪を下げる作用があるといわれていて、脳細胞の活動を支えるDHA(ドコサヘキサエン酸)などが体内で作られます。
その他にも、紫蘇に含まれるルテオリンは、ヒスタミンの発生を抑制することで、アレルギーの症状を緩和するといわれています
紫蘇の持つ発汗作用、去痰作用、解熱作用は、夏風邪を引きやすい方にもお勧めですよ!
クエン酸
クエン酸は、レモンやミカンなどの柑橘類などに含まれる酸味成分です。
この酸味成分が酸味成分が体内で糖を代謝し、エネルギーに変えてくれるので、疲れた時などに良いといわれます。
体の疲労物質を分解し、蓄積を防いでくれるキレート効果があります。
だいたい、大きいレモン一個に焼く4g、梅干し一個に1gのクエン酸が含まれてるそうです。
他にも、血流を改善してサラサラにしてくれたり、体内に取り込まれたミネラル類を酵素が触れる前にクエン酸が包み込み酸化から守ってくれることで、ミネラルの吸収促進も期待できます
選ぶ際の見極めPoint!
穂先の葉が縮れ、水分が飛んでしなびたりしていないもの。
葉裏ができるだけ青くなっていないものを選んでみてくださいね
岡井 久美子
(医薬品登録販売者 薬膳アドバイザー)
妊活中の悩み、女性の不調を少しでも解決できるようお客様に寄り添い、日々お手伝いさせていただいております。
みなさん、毎日の食事を楽しんでいますか?
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食べることは生きること。生まれもった体質や体調の不調を改善する、できるだけ簡単!な薬膳作りを提案させて頂きます。