みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
東京優駿(日本ダービー)が終わりました。勝ったのはダノンデサイルでした。まずは、関係者のみなさま、おめでとうございます!ちょっと振り返っていきますね。
パドックですが、どの馬もよく仕上がっていました。さすがダービーといった異様な雰囲気のパドックでした。
パドックの感想を1点だけ。シックスペンスは完全に短距離向きですね。スプリングステークスの時と比べても胴が詰まって見え、歩様が固かった。募集時にレビューで指摘したように、この馬は早くダートのマイル路線にいくべきだと思います。
さて、ジャスティンミラノもレガレイラも非常によく見えました。私が▲を付けていたゴンバデカーブースも良い出来でした。これは楽しみ、と思ってレースを待ちました。
レースが始まります。スタート直後に上手だと思ったのは、戸崎騎手です。しっかり出していって好位を確保します。ダービーの1番人気であれだけ出していくのは、かなり勇気が必要なことだと思います。よほど自信をもって乗っていたのだと思います。
メイショウタバルが取り消し、やはり前半はスローになりました。1000メートル通過が1分2秒台ですから、馬場を考えれば超スローです。ここでレガレイラは厳しくなりました。ルメール騎手がもっと出していくかと思いましたが、内の動けない位置に入ってしまいました。
前半はスローでしたが、3コーナーあたりからペースが上がります。かなりのロングスパートを必要とするレースになりました。ダノンデサイルは絶好のポジション。4コーナー手前で「ダノンが勝つかも」と思ったほどです。
直線ではしっかり脚がたまっていたダノンと、どんなペースにも対応できるジャスティンが抜け出します。レガレイラは後ろ過ぎで圏外へ。代わりに飛んできたのが、ロングスパートを得意とするシンエンペラーでした。
結果論ですが、スローからのロングスパートという、長距離適性が問われるレースとなりました。これではゴンバデやシックスペンスは厳しい。出遅れ癖のあるアーバンシックやビザンチンドリームなど後方の馬にも出番がありませんでした。
今年のダービーはペースによっていくらでも着順が変わるメンバーだったということですね。メイショウがいたら結果はまったく違っていたと思います。
さて、ジャスティンは秋の王道を歩むとして、レガレイラはどうしますかね。凱旋門賞に行くのでしょうか。国内ではチェルヴィニアとの兼ね合いもあります。路線が難しくなった印象です。
いずれにしても、レースでの事故がなかったことが何よりです。どの馬もゆっくり休んで、また強い競馬をしてほしいと思います。ちなみに、私はジャスティン本命でダノンもシンエンペラーも印を回していましたが、買い方を間違えてしまいました。・・・悔しいです。
さてさて、来週からは新馬戦が始まります。ダービーからダービーへ。また新しい1年を、みなさまと一緒に楽しめたら、と思います。
最後に、いつも「楽しみにしてるよ」と言っていただいている私の「全頭完全評価(レビュー)」について、この後「告知」を書きます。リリース日などを今年はしっかりこの時期にお伝えすることになりました。ぜひ、お読みいただければと思います。
それでは、また後ほど。
カンパイ氏