みなさま、おはようございます。
カンパイ氏です。
昨日のデイリー杯2歳ステークスはオールパルフェが逃げ切りました。思えば、新馬戦であの馬を完封したのがノッキングポイントでした。早く戦線復帰してもらいたいです。
さて、いつものように今日のデビューのクラブ馬について、私が去年の「全頭完全評価(レビュー)」でどう書いていたかを振り返っていきます。(青字がレビュー部分)
■日曜阪神5R(芝1800メートル)
・メグスタス
62ディアデラノビアの20
(ドレフォン、メス、3月31日、50,000円、森田 直行)
【耐調教値】A
【血統】A
【早勝値】B
【潜在能力値】B
【総合評価】B
超のつく優秀繁殖。なぜ安い?なぜ森田厩舎?と思ったが、やはりかなり小さかった。遅生まれではあるが、馬体の造りを見る限り、今後も劇的に大きく育つことはなさそうだ。それでも、馬体のバランス、トモの肉付きなどは「さすが」と思わせるのだが、現在の競馬で400キロ前後の馬が大活躍することは極めてまれ。短距離路線で活路を見いだすことになるだろうが、それでも厳しい戦いを強いられるだろう。とはいえ、馬体重さえ目をつぶれば決して出来は悪くない。総合評価もB以下には落とせなかった。
・ダズリングブレイヴ
190リリーズキャンドルの20
(Saxon Warrior、牡、4月13日、125万円、斉藤 崇史)
【耐調教値】A
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】B
【総合評価】B
緩さはあるものの、良い筋肉が付いてきそうなトモをしている。歩きに素軽さもあって、さすがディープインパクト系種牡馬の仔という印象。四肢の角度も綺麗で、しっかり鍛えていけるだろう。あまり早くから使い出すタイプではないかもしれないのと、値段が高めなので「総合評価」は下げたが、長く楽しめそうな馬ではある。
■日曜東京5R(芝1800メートル)
・ソールオリエンス
20スキアの20
(キタサンブラック、牡、4月4日、150万円、手塚 貴久)
【耐調教値】B
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】A
【総合評価】A
父の産駒らしい脚長の体形。緩さはあるものの、トモの容量はさすが血統馬と思わせる。あまり早くから力を発揮するタイプではないと思うが、母の繁殖能力は高く、成長力を加味して「総合評価」はAとした。父の産駒の評判は上々で、この馬も大活躍してくれる可能性は十分ある。前肢の繫ぎが少し貧弱そうなので、その点で「耐調教値」は割り引いた。
・レーベンスティール
94トウカイライフの20(リアルスティール、牡、3月8日、田中博康、90,000円)
【耐調教値】A
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】A
【総合評価】B
昨年9月の北海道セプテンバーセールにて2090万円で落札された。当時の写真はかなりトモ高に映っていたが、この時期になっても一貫して毛づやが良いことには好感を抱いた。ただ、動画を見てもトモ高な体形はセリの当時と比べても解消されていないので、少し成長は遅めかな、と思う。四肢は丈夫そうで「Sランク」を付けるか迷ったが、右前の蹄の形がやや気になったので、評価を一つ下げた。現代の名血が凝縮された父と、日本の伝統的良血の母とのカップリングは楽しみであり、馬だけ見れば【総合評価】は「Aランク」。ただし、価格がさすがに盛りすぎなので、お得感がないという意味で「Bランク」とした。デビューはそんなに早くないだろうが、活躍しても何ら不思議じゃない良駒。
■日曜東京6R(芝1600メートル)
・トラマンダーレ
19テルアケリーの20
(ドゥラメンテ、牡、5/4、80,000円、鹿戸雄一)
【耐調教値】A
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】B
【総合評価】B
血統的には父母の相性は良さそう。動画を見ても欠点が少なく、丈夫な馬に育ちそうだと感じた。5月生まれということもあって小さいが、馬体を見る限りは標準サイズ以上にはなってくれそうなので、その点は心配いらないだろう。値段はちょっと高い印象なので、オススメとまでは言えないが、健康に長く楽しめる馬ではあると思う。
以上です。総合評価Aランクのソールオリエンスが出てきますね。期待したいです。それでは、みなさま、ご武運を!
カンパイ氏