【メイクデビュー】日曜デビューするクラブ馬たちの募集時評価は? | カンパイ氏の一口馬主ライフ

カンパイ氏の一口馬主ライフ

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ライター。一口馬主ライフを楽しむため、2020年からブログ開設。これまで、クラブ誌や有名競馬ブログにも寄稿してきた。独自の分析方法を確立し、毎年主要クラブの募集馬を分析している。

みなさま、こんばんは。

カンパイ氏です。

 

 土曜競馬が終わりました。メイクデビューの回顧は次回に回し、まずはいつものように、日曜デビューのクラブ馬について、去年私が書いた「全頭完全評価(レビュー)」を振り返っていきます。(青字がレビュー部分)

 

■日曜中京5R(芝2000メートル)

・マルクパージュ

49ディープストーリーの20

(ハービンジャー、メス、4/16、36,000円、斉藤崇史)

【耐調教値】B

【血統】A

【早勝値】C

【潜在能力値】B

【総合評価】C

 両前肢はとても綺麗。一方で左後肢が湾曲しているので、負担がかかる可能性がある。4月生まれということを加味しても、かなり小さい。トモの容量は水準だが、馬体の造りからは、今後もあまり大きくならないだろう。緩さがあって仕上がりにも時間がかかりそう。血統が良いだけに残念だが、牝馬ということも考えると、もう少し早めから動けそうな馬を狙うべきで、あえて本馬に行かなくてもいいと思う。

 

■日曜中山5R(芝1800メートル)

・フェザーモチーフ

75オーサムフェザーの20 ▲左後膝ボーンシスト手術

(ハーツクライ、牡、1/30、5000万円、10万円、武井亮)

【耐調教値】B

【血統】B

【早勝値】A

【潜在能力値】B

【総合評価】B

 母の仔はどうもスピード不足に陥る傾向にある。ただ、本馬は馬体の特徴から、どちらかと言えば短距離向きに出た印象だ。繫ぎが立ち気味で、前脚のさばきにも癖があるので、注意しながらの調整になるだろう。一方、父の産駒にしては緩さが目立たず、意外と早めから使っていける可能性を感じる。ただ、繰り返しになるが、母と父の仔であることを考えれば、もう少し中距離っぽい馬に出てくれた方が活躍できるステージが想像しやすかった。率直に言えば、本馬は短距離ダートかな?という印象で、血統と馬体のイメージがちぐはぐだ。こういう馬は個人的にあまり狙わない。

 

 以上です。日曜も全馬とにかく無事に。それではみなさま、ご武運を!

 

カンパイ氏