みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
今回はへこんでいます。土曜小倉でデビューした愛馬スティーロポリスが9着に破れました。
ちょっとだけ、書かせてください。
パドックをしっかり見ていました。この馬、レビューで指摘した通り、募集時にはトモが寂しかったのが唯一の難点でした。公式の近況ではそれなりに成長しているように見えましたが、パドックではやはりちょっとトモが寂しく映りました。
それに、全体的な緩さがあるな・・・というのが率直な感想。馬っけを出していたことは別にいいのですが、「これはキツイかもしれない」と思ったパドックでした。
しかし、こんなに負けるとは正直思いませんでした。まったくレースになっていません。最後なんかは歩いているようでした。調教とレースはまったく別物、ということを改めて思い知りました。
レース後、公式には「中身ができていなかった」とのコメントがありましたが、私がパドックで感じた違和感も合わせて考えると、まだ使うのは早かったということですね。残念です。
とにかくへこみました。じっくり立て直して、戻ってきてほしいです。
さて、ちょっと堪えていますが、日曜デビューのクラブ馬について、去年私が書いた「全頭完全評価(レビュー)」を振り返っていきます。(青字がレビュー部分)
■土曜小倉5R(芝1800メートル)
・コナコースト
170コナブリュワーズの20
(キタサンブラック、メス、3月15日、60万円、清水 久詞)
【耐調教値】B
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】B
【総合評価】B
現状では緩さが目立つ。トモがあまり大きくならない造りで、芝の長距離で堅実に走れば成功という感じ。同厩舎のアックアアルタとイメージが被る。右前脚が貧弱な造りで、その点は注意が必要。清水厩舎のキタサンブラック産駒で人気になりそうだが、大活躍を期待するというより、堅実な走りを期待して温かく見守りたい馬。
・メテオリート
68メテオーリカの20
(ドレフォン、メス、4/23、32,000円、吉岡辰弥)
【耐調教値】A
【血統】A
【早勝値】A
【潜在能力値】B
【総合評価】B
前肢の造りは綺麗だし、緩さもさほど感じないので早めから力を出せそうな点は強調できる。ただ、トモの肉付きが現状ではまだまだ。遅生まれで仕方のない部分もあるが、その他の造りがある程度成長の早さを感じさせるのに、トモだけが少し物足りないのは好みじゃない。幸い丈夫そうなので、これから鍛えていって、どこまでパンプアップできるかがポイントだ。可能性は感じさせるので、思い切って賭けてみる手はある。
・ダンザンレーヴ
185レーヴデトワールの20
(リオンディーズ、メス、3月27日、45万円、吉田 直弘)
【耐調教値】C
【血統】B
【早勝値】C
【潜在能力値】C
【総合評価】C
3月生まれということを加味しても、華奢な馬体に出てしまった。トモの容量が極端に小さく、これでは厳しいと言わざるを得ない。血統的にもスピード不足の感が否めず、ちょっと活躍するステージが浮かばない馬。成長を待ちたいが、現時点では見送りが妥当だろう。
■日曜新潟5R(芝1600メートル)
・クロスライセンス
111トップライセンスの20
(キズナ、牡、3月5日、90万円、鹿戸 雄一)
【耐調教値】A
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】S
【総合評価】A
これは良い馬。右前脚の巻き込みは許容範囲。まだ馬体は幼いものの、トモの容量や馬体のバランスを見る限り、ちゃんと大きくなってくれるだろう。若干成長が遅めなので、そこまで早くから力を発揮する馬ではないかもしれないが、めきめき力を付けて、軽い芝で切れ味を発揮する競走馬生活が目に浮かぶ。この出来で90万円。積極的に狙っていきたい。
■日曜新潟6R(ダ1200メートル)
・クエイヴァー
35ビットレートの20
(ヘニーヒューズ、メス、1月29日、55,000円、小西 一男)
【耐調教値】C
【血統】A
【早勝値】B
【潜在能力値】C
【総合評価】C
ダート狙いが明確な配合で好感を持った。期待して動画を見たが、造りがあまりにも残念だ。1月産まれで現状の体重、そして馬体。あまり大きくなることはなさそう。加えて、前肢の出が極端に硬い。弓気味でもあるし、いくらダート狙いとは言えリスクは高めだ。じっくり鍛えて、どこまで変わってくるか。ぜひ、血統の良さが出てきて欲しい。
以上です。全馬とにかく無事に。みなさま、ご武運を!
カンパイ氏