みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
競馬の祭典、日本ダービーが終わりました。かなり忙しくしていて、まったくブログを書く時間がなかったので、遅くなってしまいましたが、回顧したいと思います。
まずパドックです。「ここを見てほしい」ということを前日のブログで書きました。それに沿って見ていくと、パドックは下記のような評価でした。
【ダノンベルーガ】
後肢の緩さは相変わらずでした。調教を強めていたので、少しは解消してくるかな、と思いましたが、やはり短時間では厳しいですね。パドックを見た感想は「勝つことはないな」というものでした。一方で、前走以上の出来にあったのは確かだと思いましたから、馬券圏内は大丈夫だろう、とも思いました。
【イクイノックス】
この日も元気よく歩いていました。疲れが残りやすい馬ですが、しっかり仕上がっていました。馬体重こそ減っていたものの、状態面ではまったく心配いらない、というのがパドックを見た感想でした。
【ドウデュース】
後出しと言われるかもしれませんが、パドックで文句なく一番良く見えたのが本馬でした。皐月賞で見せた緩さが解消し、短時間でこれほど良くなるのか、と友道調教師の剛腕を改めて感じました。落ち着いていましたし、事前に知人には「勝つのはドウデュースだと思います」とメールしたくらいです。
【ジオグリフ】
この馬も良くみせましたね。皐月賞の時のような気合乗りではなかったですが、元気いっぱいでしたし、仕上がりに関しては文句なしだったと思います。
次はレースです。展開としてはおおかたの予想通りでしたね。一つ「誤算」だったのは、アスクビクターモアが１コーナーの入りで折り合っていたことです。この馬は弥生賞でも皐月賞でも引っかかり、それでも好走していました。２４００メートルであの競馬だと厳しいだろうと思いましたが、２コーナー手前でテレビに映ったとき「これは残りそう」と思いました。
有力馬はそれぞれ良い位置で競馬をしました。強いて言えば、ダノンベルーガはずっとジオグリフにフタをされていて、プレッシャーをかけられていましたね。あれでダノンは直線で内に入らざるを得なくなったわけです。向正面ですでにダノンの直線進路をふさいだ。福永騎手がお見事でした。
一方で、ドウデュースは意識的に下げたことで、またイクイノックスは大外だったことで、それぞれ不利なくレースを進めます。直線では追い比べになりましたが、これは枠の差もあったと思います。もし枠が逆だったらもっときわどい差だったでしょう。
ダノンは厳しいレースだったとは言え、アスクを交わせなかったのは現状の力が及ばなかったということでしょう。繰り返しになりますが、非常に緩さが残っているので、秋までの成長に期待したいです。
ジオグリフは状態も、競馬も完璧でした。ただ単に距離が長かった。この馬は２０００メートルまでですね。
アスクはこの距離で折り合えたことが大きいです。気性面で成長してくれば、この馬も前途は明るいと思います。
以上です。馬券ですが、私はドウデュースとダノンベルーガのワイドを買っていて、ダメでした。ダノンが圏内を外すとは・・・見誤りました。なぜドウデュースの単勝にしなかったのかな、と一瞬後悔しました。
ということで、来週からいよいよ社台・サンデーで募集馬動画が公表されます。しっかり見ていきたいと思います。
それでは、またブログを書きますね。
カンパイ氏