みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
最後はレース編です。場内には「観戦の際はお客様同士適切な距離を保ち、大きな声を出しての応援はご遠慮ください」という放送がしきりに流れていました。
パドックです。最前列には入れませんが、ちゃんと間近で馬を見ることができます。
これは指定席からの眺め。指定席は2人掛けですが、1人分しか使えないようにシールが貼ってありました。また、前後の席も使用禁止になっていて、かなり「ソーシャルディスタンス」は保たれていました。
いよいよレースが始まったのですが、ゴール前でもみなさん本当にシーーーンとして観ていました。「いけーーー!」とか「そのままーーー!」とか、ゼロです。中には、たまらず大きく手を振って応援している人もいましたが、それでも声は出していませんでした。
毎日王冠までそんな感じでしたが、最終12Rのゴール前だけ、なぜか数人の方が大きな声で応援してました。よっぽど馬券が当たるかどうかの瀬戸際だったのでしょう。
私が座った席のすぐ隣は、調教師などの関係者席でした。堀調教師がちらほら見えて、毎日王冠でサリオスが勝ったときは、指定席にいた私を含むお客さんから拍手が。堀調教師が「え?」って感じで会釈する場面もありました。
総括すると、今の形式で入場できれば、まったく「密」を感じることはありません。むしろ、ちょっとやり過ぎじゃないかと思うくらい新型コロナ対策が徹底されていました。券売機はガラガラですので、まったく並ぶことはないのですが、消毒をしている係員さんの作業が終わるのを待ったことが何度もありましたから。
ただし、今の指定席の発売枠では、10回申し込んで1回当たるかどうかというところ。個人的には、スタンド席を使うことも想定して、入場人員をもっと増やせると思いました。指定席のみならず、入場券をネット予約にする。今のシステムでそれが出来るのかわかりませんが、そこは検討していいと思います。
さて、楽しい楽しい競馬観戦が終わってしまいました。来週にでもまた行きたいな、と思ってしまいましたが、それはかなり難しいです。わずかな可能性に期待して、またネット予約に申し込んでみようと思います。
カンパイ氏