スタート〜ハーフ
午前9時。
号砲一発鳴り響き、ランナーが一斉にスタート……
しませんね。
Cブロックだった私、スタートロスは3分19秒でした。
心配していた右ふくらはぎは、走り始めると全く問題ありませんでした。
膝もなんだか調子がいい。
正面に、北九州の夜景鑑賞スポット、皿倉山を望みながらじわじわと続く上り坂を走りますが、スタート直後なので疲労感もなく普通のペースで走ってしまいます。
そのあとの下り坂区間はかなり前腿に負担がかかるので、これが30km以降の減速に響いてくるのかもって、分かっていてもゆっくり走れない。
1km〜10kmのラップをガーミンで見ると
7kmのラップが速い。
下り切ったあと、いのちの旅博物館をぐるっと回り、地味〜にアップダウンが続く道を走ると若戸大橋が見えてきました。(画像なし)
この辺りで12km過ぎ。
いつもエイドはスルーしますが(走りながらだと胃が受け付けないようです)、最初のエイドのネジチョコだけは、お土産用にしようと狙っていました。
たくあんとバナナに挟まれて目立たなかったネジチョコを一掴みゲット。
ひとつだけ走りながら食べましたが、歯の裏とか隙間、奥歯にチョコがくっついて、最後まで取れませんでした。
国道3号に出て、アンダーパスを下ると、コース最低標高地点のマイナス2m。
これをくぐって登ると疲労感が増しますな。
あーくたびれた!
なんて思いながらも止まらずに20km通過。
ラップタイムは…
平均するとほぼ設定ペース5:30/kmをちょっとオーバーするくらいかな?
ここまではいいペースです。
道のりは、小倉駅北口、ゴール地点を横目で見ながら、国道3号線を一路門司港へ。
ハーフ通過は 2:02:10
まだサブ4ペーサーには抜かれていません。
ハーフ〜門司港レトロ地区
そんな中、22〜23km付近で、サブ4狙いのふくふくさんを発見!
何やら足攣りに苦しんでいる模様でした。
声を掛けたいところでしたが、私には先にゴールして彼のサブ4を見届けるという使命があるので、ここは黙ってスルー。
次の目標は、3たこフレンズの私設エイドポイント、28km過ぎのスシローまで走り続けることです。
ところが、ハーフを過ぎたあたりからグッと疲れてきて、「まだ24キロ」「まだ25キロ」……と、なかなか寿司屋の看板が出てこない…
ようやく28km地点を過ぎ、3たこフレンズを発見。
歩道に上がって記念撮影です。
タコさんに開口一番、「遠い!!」と文句を言ってしまいました。
結局ここの私設エイドでは何も喉を通らず、スルーしてしまいました。
おまけに写真を撮っている間にふくふくさんに抜かれた模様。
リスタート後はとにかく足が重い。
走っては歩き、を繰り返し、サブ4ペーサーにも抜かれ、それでもなんとか職場の同僚が待つという門司港のロータリーに到着。
この辺りは沿道の声援が多いので、テレテレ歩くこともできず、ゆっくりジョグペースで通り過ぎました。
この辺りのラップタイム
門司港折り返し後は、強烈な追い風に背中を押されてペースも少し持ち直しました。
宿敵現る
32km付近かな?
ふくふくさん発見。
歩道に足をかけて攣った足を懸命に伸ばしていました。
サブ4のペーサーにも抜かれたあとだったので
2人で終戦ムードでした。
武士の情けじゃ
今度は走りを止めて声を掛けます。
それから、何キロ地点で足が攣ったとか、傷を舐め合い
レース中にもかかわらずツーショットを撮り
疲労も回復したのでお先に!と再スタートを切りますが、やがて追いつかれ、追い越され…
とうとう視界の彼方に走り去られて置き去りに。
情けをかけたのが仇になるとは……無念!
後で聞いたところによると、このあと不思議と攣らなくなったとか。
私は疲労感の中、両方のふくらはぎが攣り、左脇も攣り、ペースを上げられず、走っては歩きの繰り返しとなりました。
ラストまでのラップ
その後は良いところなく、ゴール。
5km毎のスプリットタイム
25キロまではなんとか耐えたが、力及ばず。
5kmで5〜9分オーバーするということは、その区間は6:00/km〜7:00/kmペースで移動したということですね。
スタート時、3313位
ゴール時、3321位
42.195kmを走り抜き、結果、ちょっとだけ抜かれた、ということだったようです。
ゴール後に健闘を讃え合いツーショット
今回で2度目の北九州マラソンでしたが、いずれも課題を突きつけられてきました。
うーん、コースに負けたくない(下関も、福岡も)。
まだ余生を楽しむわけにはいかないようです。
次戦はさが桜マラソン、の前の、海の中道ハーフ。
もうひと頑張りやってみます。
おしまい
ゴールタイムが近かった3人で
このあと
こんな感じで打ち上げしました。
皆様お疲れさまでした。