今日から啓蟄（けいちつ）ですね。
暖かくなって冬眠していた生き物が土からでてくる時期。
むくむくとやりたいことがわいてくる。
お肌もすこし吹き出物がでてきたり笑
3/19までそんな時期が続きます。
今日は悲しみの感情の癒しについて
書いていきたいと思います。
きっかけは
「東日本大震災からまもなく10年」
そんなニュースやドキュメンタリー予告を
数日前から見るようになりました。
震災のとき私は大阪にいましたので
直接経験していません。
私が注目したのは
大事な人を亡くすという＜喪失＞を体験すると
悲しみが癒えるのには10年
もしくはそれ以上の時間はかかる。
改めて私の過去と照らし合わせて思ったのです。
私の父は私が18歳のとき、自死で亡くなりました。
父の遺体を見たときは
昨日まで動いていた身体はとても冷たく、硬く。
いま目の前にいるのは、なんなんだろう？
作りものなんじゃないか？
悲しみよりも淡々としていたことをよく覚えています。
私、薄情なのかな？
と思いましたがそうではなく
あまりに大きな喪失を体験すると
人はその事実と悲しみをすべて受け入れることができない。
あるとき不意に
悲しみがわき、涙がとまらず
いろんなことが頭を巡りました。
・私の何が悪かったんだろう？
・止めることはできなかったのかな？
・もし、過去に戻れるのなら、
お父さんとお母さんが結婚するの止めれたらいいのに
（子どものときに見た、バックトゥザフューチャー思い出してました）
後悔をたくさんしました。
後悔はしても意味がないと
よく言われますが
当時は後悔をせずにはいられなかったのです。
何度も何度も想像の過去にもどって、
結婚をとめるシーン
死ぬのをとめるシーンを
追体験してきました。
意味のない後悔と思ってましたが
この本をきっかけに意味があると思えるようになります。
「感情は、われわれがそれを感じる用意ができるまで、
安全なところに貯蔵されている。両親を失った子どもには、
しばしばその例が見られる。
おとなになり、対処できるようになるまでは、両親の死に悲嘆を感じない
こどもは少なくないのだ」
「人はかならず癒える。かならず全体性にもどっていく。
失ったものはもどらないかもしれないが、
それでも人は癒える。」
あまりに＜喪失＞が大きいと
悲しみは悲しみを感じれるタイミングまで潜伏する。
感じれるタイミングがきて
何度も何度も想像の過去にもどって
追体験すること自体そのものが
癒しのプロセスになる。
そうして過去の解釈を変えながら
前に少しづつ進んでいき
その進んでいく途中
新しい世界を経験しようとしたときに
また悲しみを癒すことで
新しい経験を受けれいていく。
それを繰り返し時間をかけて
人はどんどん歩幅を戻していく。
もう一つ、最近読んだ本で
さらに＜喪失＞体験に新しい解釈がもてる
癒しの本をご紹介しますね。
タロット占い、西洋占星術をされている
かげした真由子さんが書いた本です。
亡くなった方の命日の星座と自分の星座の
関係性を読むという今までになかった占い。
「大切な人との別れ」を起点として始まったその冒険が、
人生を豊かにしていることに気づく時がくるでしょう」
この文章をみて、もう父が亡くなって20年以上たつんだ。
亡くなったときは
なんで勝手に死ぬねん。
おかけで人生詰んでもうたやん。
生きる希望を見失ったけど
ずいぶん遠くまで歩んできて
私の人生、すごく幸せだな♡と
たくさん思えるようになったなぁ♡とうるっときました
父の死は私にとって
＜自分の人生を生きる＞ことに
本気を出すよう後押ししてくれました♡
2冊とも、めっちゃおすすめです♡
ぶわっとわいてきたので
必要な方に届きますように♡
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なかなか現実が変わらない。
ノート書いてるけど、
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