●自己肯定感、という感覚をもつこと
自己肯定感とは、
その名の通り自分を肯定する感覚です。
自己肯定感という感覚、はとてもいいと思うんです。
そして、自己肯定感という、この言葉自体に力があります。
よくトップアスリートの本を読むと、金メダルを取る
とかの目標を達成するための彼らの感覚が、全然理解
できない時があります。
「なんでこの人たち、こんなに頑張れるんだ?」と。
同じ人間なのに、なんでここまで理解不能なのかな〜
と感じることがあったんですけれども、それは、
自己肯定感がない、もしくは少ないということに
気がついたんです。
自己肯定感があると、目の前のことに集中する
ことができます。マインドフルネス状態になる
ことができるので、目標達成に対して頑張る姿勢が
できるということなのです。
ところが、自己肯定感がないと、目の前のことに
集中することはなかなか難しいものです。
なぜなら、感情が邪魔するからです。
簡単にいうと、他人と自分の境遇を比べちゃったり
するんですね。
心理学者のアドラーは、それを優越性の法則という
人間が誰もが持っている優越感にもとづくと表現
しています。
●人間は感情の動物
感情は農耕時代の約300万年前に発達したと
いうことがわかっています。いとおしさ、嫉妬、
恨みといったもので、他人と生活する上で生まれた
ものです。これを「社会的感情」といいます。
要するに嫉妬や恨みといったネガティブ感情も
それがなければ、人間は社会そのものを営む
ことができないという脳のしくみがあります。
ということは、ネガティブ感情をどうコント
ロールするかが重要なポイントになる、という
ことです。
とはいっても、感情をコントロールすることは、
はっきりいって難しいです。
どうやら嫉妬や恨みなどのネガティブ感情には、
脳の報酬系が作用しているらしいのです。
よく他人の不幸は蜜の味、といいますが、
実験では、実際に脳の報酬系が活動していたそうです。
麻薬やギャンブル、といったものをやっているのと
同じように脳が働いていた、ということです。
そんな魅力に太刀打ちできない、というのが
正直なところでしょう。
そこで、自己肯定感です。自分を肯定するという
感覚を持っていれば、感情の暴走に惑わされずに、
自分の目の前のことに集中できる、というわけです。
自己肯定感という感覚を身につけていきたいですね。
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