「夏の涼感、
夏の風物詩を織りの名品でお楽しみください。」
都(みやこ)さんは、
創業85年も及ぶ西陣織の名店。
今や貴重となっている、
夏八寸帯(夏名古屋帯)を
織り続けて下さっている、
西陣の機屋さんの一軒が手掛けた、
手織り櫛織の一本です。

重量的にも格式的にも軽さが身上の帯。
ちょっとした街着や、
日常着である紬や木綿に合わせたり、
お稽古着に合わせる一本として、
九寸帯よりは気軽で、
半巾帯(四寸帯)よりは気張って結ぶ、
日常に寄り添った帯種類になります。
こちらの一本は、
夏の風物詩であり、その夜空を彩る、
打ち上げ花火の様子を織り上げた一本。

三種類の花火によって表現がされています。

お太鼓の中心に来る最も大きな花火は、
鮮やかな赤色を中心としたもので、
筆で描いたかの様な滑らかな輪郭で
表現されています。
この花火を軸に二つの花火が上がっており、
この通常よりも幅広く織り上げた
お太鼓の景色は、
少しずつずらして
結んでいただく事が出来、
そのずらし方ひとつで、
まったく違った雰囲気にて
お楽しみいただけます。

浴衣に合わせて、
夏の涼感と季節感をそのままに
お楽しみいただける、
実に楽しく懐深い一本に仕上がります。
都さんはこうした楽しい雰囲気の夏帯を、
毎年制作されていましたが、
聞くところによると、
来年以降はその計画はかなり不透明との事。
お心に留まった皆さまは、
ぜひこの機会にお買い求めくださいませ。
