想う一品、願う一品になかなか出逢う事が叶わなくなった昨今。 自分の店に向くもの、店に置きたいと心底から思えるものに出逢える様に、日々アンテナを張り問屋さん各社を巡っています。
染織問わずその様な状況ですが、きもの美濃幸は日常の延長線上に「着物と在る時間が心地好く、誇らしい時間であるように。」という想いを旨に品揃えを心掛けております。
そのひとつとして紬がセレクトアイテムとしてあるのですが、これもなかなかの難題。 草木染のされる職人さん、手機で織り上げる工房は軒並み縮小または廃業をされて、本当にこれはと思えるものに出逢える事がなくなってきました。
その様ななか、今月久しぶりにこれはと思える一反に出逢う事が叶い、ともに問屋巡りをしていた若女将とふたり納得して見分けてまいりました。
想いを同じくしてくださる皆さまのもとへ、きもの美濃幸を通じて作り手と着手とを繋ぐことが出来れば、何より嬉しい事です。
