7月のサロンスペースの一品はこちら。
絽の九寸帯になります。
夏帯に描かれる柄の多くは、季節の草花などの季節感をそのままに感じるものですが、こちらの一本は珍しい抽象的な模様が描かれたもの。
色目からは夏草の様にも見えますし、形状からは流水模様の様にも見えます。
どちらに見立てても中央にある余白はさらなる想像を掻き立ててくれますし、その様な思考を持って結ぶ事に、この一本を染め上げた染色家の思うつぼがある様に感じております。
何よりすっきりとした夏の涼感を感じさせてくれる仕上がりなので、心留まる皆さまお一人ごとの想いを込めて、自由な気持ちとともにお楽しみいただけたら、この一本に見惚れて仕入れた私としても嬉しい限りです。
