寒さ増す季節を暖かな雰囲気と共に。「九寸帯(小倉淳史・辻が花・水仙)」 | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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今日は来たる冬の季節を、

暖かな雰囲気と共にお楽しみ頂ける、

そんな九寸帯をご紹介します。

 

 

九寸(名古屋帯)

「小倉淳史・辻が花染・水仙」

 

私が尊敬してやまない、

辻が花染の大家である、

小倉淳史先生が手掛けた一本。

 

 

辻が花染の魅力。

 

そして、小倉淳史の魅力を、

存分にお楽しみ頂ける染め上がりです。

 

 

辻が花染は絞り染のひとつ。

 

彩色のすべては生地を絞り、

防染をする事で色分けをし、

多彩な色を染め上げていく技法で、

古くは安土桃山時代からある技法です。

 

 

徳川家康公の陣羽織などに、

辻が花染が使われているのは有名。

 

地元、徳川美術館には、

家康公着用の辻が花染の衣裳や、

小倉先生が依頼を受けて復元をされた、

装束なども保管展示されています。

 

 

そして、辻が花染というと、

特徴的な花柄を思い浮かべる方も、

きっと多いと思いますが、

その名称は「花柄」にある訳でなく、

「技法」あるので、

 

今回の様な水仙の図案であっても、

使われている技法が辻が花染なので、

その魅力を味わえるという事です。

 

 

今からの季節に華を咲かせる水仙たち。

 

 

私は福井県に住んでいたことがあるので、

水仙の花を見ると、越前海岸や、

日本海の風景を連想します。

(福井県の県花なので)

 

 

北から吹き込む冷たい風を受けても、

可憐に咲き誇る水仙たち。

 

 

その美しさと逞しさが、

小倉先生の手によって表現されています。

 

 

配色も美しく、

またモダンさを感じさせてくれるもので、

色遣いの妙も小倉先生の魅力のひとつ。

 

 

「着てこそのきもの」

 

という小倉先生の信念に基づいて、

伝統的な和の技法の伝道者ながらも、

どこか洋に通ずるセンスの良さが、

帯一本からもお楽しみ頂けます。

 

 

前腹の様子はこちら。

 

 

流れを感じさせる構図。

 

 

暖かな地色に染め上げてあるので、

これからの寒くなる季節に、

温度感を上げてお楽しみ頂ける事でしょう。

 

 

染帯の魅力は、

季節感を存分にお楽しみ頂ける事。

 

 

四季折々の風景や風情を、

帯周りからお楽しみ頂けたら、

何よりも嬉しい事です。

 

 

来たる季節を、自分らしいスタイルで、

存分にお楽しみくださいませ。

 

 

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九寸(名古屋帯)

「小倉淳史・辻が花染・水仙」

 

 

 

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