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15~16日の二日間、
結城紬などの産地勉強に行っていました。
その初日、新幹線の車中で届いた訃報。
喜如嘉で芭蕉布を織り上げておられる、
人間国宝 平良敏子さんが、
ご逝去されました。
ご高齢なことは知っており、
私が一生に一度だけ機会を頂き、
敏子さんにお会いしたのが、10年前。
その時に、90歳とお聞きし、
そのお元気なお姿にびっくりしたのですが、
御年101歳で旅立たれたとの事です。
私自身今なお、
染織について学びの旅を続けていますが、
10年前に喜如嘉の工房に伺った際の感動は、
今も鮮明に覚えています。
その際のブログはこちら。
工房の隅で、静かに座り、
私たちが近寄ると、
ふわっとした笑顔で迎えてくださり、
芭蕉の茎から糸を作り出す、
糸績みの様子を見せて下さいました。
芭蕉の茎はバナナに良く似た植物で、
芭蕉布の糸を作りために、
大きくなり過ぎない様に、
丁寧に栽培をされている訳ですが、
それでも身丈ほどにもなる、
大きな植物です。
この幹から繊維を取り出す訳ですが、
どこにでもある様な、
乾燥した革の様な繊維から、
芭蕉布の糸が績み出される光景は、
驚きを隠せませんでした。
革の様な繊維が、敏子さんの手を通り、
そこを通って出てくる糸は、
正に宝石の様な輝きを持った、
本当に美しい糸。
冗談ではなく、
敏子さんは魔法でも使っているだと、
感じずにはいられませんでした。
あの、魔法の様に糸を績む手は、
もうこの世にいないのだという事を想うと、
心から寂しく、喪失感を感じています。
過ぎゆく時代を感じながら、
しっかりと前を向いて、
日本の素晴らしい染織を伝える、
きもの専門店を目指していきたいと思います。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
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