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今夏、仕入れをさせて頂いた、
有松絞りの浴衣が、
めでたくお召し頂ける方が見つかりました![]()
自分で見分け、自分が惚れこんだ一反を、
同じ感性で惚れて、ご購入して頂ける事は、
きもの屋として何よりも嬉しい事。
同じ想いを共に出来る喜びが、
私がきもの屋として商いを続ける、
最大の励みとなります。
さて、
この有松絞りの浴衣生地。
今から、
水通しと巾出しの仕事に掛かります。
水通しは他の浴衣生地同様、
ご自宅でも簡単に水洗いが出来る様に、
しっかりと水に漬けて縮ませ、
また、仕立てが綺麗に仕上がる様に、
両耳を整えてもらいます。
ただただ水に漬けただけだと、
生地が波打つことがあるので、
この辺りは出来上がりの検品作業は必須。
綺麗に揃った生地感を見ると、
自然に笑みが浮かんできます。
そして、
絞りの浴衣特有のひと手間は、
「巾出し」という生地巾を広げる仕事。
絞りの浴衣生地は、
その多くが絞ったままに近い状態で、
売り場に出す事がほとんどで、
実際にご覧になったお客さまからは、
「これって、兵児帯なの?」
と言われる事もしばしばあります。
その絞られたままの反物を、
水に通し、巾を出すのが大切な仕事。
お客さまの裄丈や袖巾を勘案しながら、
広ろげ過ぎず、狭過ぎずの反巾に、
仕上げてもらいます。
広げすぎると、
絞り特有の絞感がなくなるので、
それは面白くないですし、
狭くて裄丈が出ないのも大問題。
お客さまのご寸法、体形を考えて、
最良の巾に出してもらいます。
一度、悉皆屋さんにお預けして、
それが出来上がるまでに、
仕立て出しの準備を整えます。
ご納期と相談をしながら、
悉皆屋さんから戻ってくる反物を見る事が、
今から楽しみで仕方がありません![]()
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