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久しぶりの洛風林の帯の新入荷。
美濃幸好みの一本に出逢う事が叶いましたので、
ぜひご覧頂けたらと思います。
柔らかな地色の上に浮かぶ、
鮮やかな花文たち。
東欧やシルクロードを思わせる、
オスマン花文が織り込まれています。
こうして俯瞰的にみると、
地色、柄色、柄の構図、柄の大きさ、
どれもが絶妙なバランスで仕上げられ、
一本の帯に成っていることが分かります。
地色は、灰桜色。
こっくりと柔らかな地色の上に、
花文が織り込まれています。
この花文の織色は、
東欧の壁画やアートを見ているかの様。
悲しいことがきっかけでありますが、
昨今の世界情勢のなか、
東欧やシルクロード近辺の国々を見る事が増え、
この一本と向き合うと、
自然とその国々の景色が、
頭に浮かんでくるように感じています。
このオスマン花文は、
洛風林初代当主「堀江武」氏が、
東欧を旅行されたときにスケッチされたもので、
その頃から半世紀が過ぎていますが、
今なお美しさの源泉は尽きておらず、
文様としての美しさを感じます。
前腹の様子はこちら。
柄付けはお太鼓柄ですが、
お太鼓、前腹ともに柄幅は広く、
勝手良く結んで頂ける織り上がり。
洋風なモダンな雰囲気がありますが、
柄自体の格調が高いので、
色無地や附下に結んで頂いても、
品よくまとまるコーディネートが、
出来上がるはずです。
日本の織物を織りなす柄は、
遠く離れた東欧の文様。
美しいものに洋の東西はなし。
という、
洛風林の理念を感じる、
そんな素敵な一本をご紹介出来る事を、
心から幸せに感じています。
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九寸(名古屋帯)







