水辺を泳ぐ優雅な姿をそのままに。「染の川勝 無双九寸『流水に金魚』」 | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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染の川勝 無双九寸「流水に金魚」

 

 

水辺を優雅に泳ぐ様が染め抜かれた、

涼しげな雰囲気な夏の九寸、

京友禅の名店、「染の川勝」さんの一本です。

 

 

遠近感を感じる染め上がりですが、

こちらは「無双」で染め上げた一本。

 

 

無双(紗袷)とは、

二枚の生地を合わせて仕立て上げ、

一本(一着)に仕上げるもので、

 

長着での無双の多くは、

絽の生地と紗の生地を合わせたもの。

 

こちらは、

綿芯と紗の生地を合わせたものになります。

 

 

使う季節は「単衣」が主ですが、

こちらは夏帯としても結んで頂ける一本。

 

今からの季節にお楽しみ頂けたらと思います。

 

 

先に書いた、裏地となる帯芯には、

流水と水草の柄が描かれており、

 

 

表地となる紗の生地には、

金魚が描かれており、

 

 

そのふたつが合わさる事で、

一本の帯として成る事が魅力のひとつ。

 

 

帯芯の方は透ける事を計算して、

少し濃い目の色で描かれており、

そうした微妙なさじ加減が絶妙。

 

 

実際に仕立て上げ、

結ぶ段となった時に、

お太鼓姿に動きが生まれ、

 

この無双の帯の魅力が、

最大限に発揮されます。

 

 

前腹の様子はこちら。

 

 

お太鼓からもそうですが、

地色は水色と若草色の二配色で、

前腹もその二色が左右で分かれており、

メリハリのある色合わせになっています。

 

 

片側は、正面を向いた金魚さん。

 

 

もう片側は、上から見た金魚さん。

 

 

金魚はどれも写実的ですが、

どこかコミカルな愛らしさが描かれており、

ありがちな生々しさはまったくなく、

すっきりとした着姿を創ってくれます。

 

 

見た目の涼感は「夏衣の肝」で、

 

それを色から取り入れるのか、

柄から取り入れるのか、

 

長着との組み合わせや、

小物のコーディネートを工夫する事が、

夏衣の楽しみのひとつになります。

 

 

この帯に惚れ、結ばれる方は、

どの様なコーディネートにされるのでしょうか。

 

遊び心を少し含んだ一本と共に、

素敵な夏をお楽しみいただければ幸いです。

 

 

ご購入はこちらから

 

 

染の川勝 無双九寸「流水に金魚」

 

 

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