初夏の青空の様な色をお太鼓に。「知念貞男 琉球紅型 九寸名古屋帯」 | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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初夏の頃の空は、

真夏の抜けるような青とは違い、

少し白が掛かった薄い水色の様な色。

 

陽射しは暑くなりつつも、

吹く風の涼しさとその色が相まり、

心地好さを感じさせてくれます。

 

 

今日ご紹介します九寸名古屋帯は、

そんな初夏の空を想わせるような、

淡い水色に染め上げた一品。

 

沖縄の空を想いつつ、

単衣らしい心地好い涼感を、

お楽しみ頂けたらと思います。

 

 

知念貞男さんが染め上げた、

竺仙さんオリジナルの九寸名古屋帯。

 

琉球紅型らしい、

やちむん(焼き物)の柄が丸紋に配し、

その周りに斜めに柄付されているものは、

竺仙の証「竹の柄」となっています。

 

 

琉球三宗家のひとつ、知念家。

 

 

幾多の争いの中に在り、

もしかしたら琉球紅型の在るべき姿は、

今は既に見かける事が出来ない、

失われたものかも知れませんが、

 

それでも、

こうして目の前にある一品を観ると、

今の自然の美しさや人情を感じ、

沖縄へと思いを馳せます。

 

 

合わせた長着は、

単衣に向く、蚊絣の本塩沢。

 

 

こちらも絣の黒色が入っているので、

夏の雲というより、今頃の雲の様。

 

 

沖縄はもう、梅雨入りしたとのこと。

 

 

沖縄の砂浜を抜ける、

爽やかで心地良い海風の様に、

軽やかな気持ちと共に、

単衣の季節を過ごせたらと思います。

 

 

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