結城紬本来を風合いをお楽しみ頂くために。 | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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今月開催しました「美裳展」の際、

立て続けに本場結城紬が二反、

お嫁に行きました。

 

 

どちらも当店で色出しをして、

オリジナルで織り上げて頂いたもの。

 

少し前に織り上げたものですが、

とても上質かつ、お値段もお利口さんで、

我ながら良いお買物をして頂けたと思う、

お気に入りの二反でした。

 

 

反物を仕立てる前、

「湯のし」という加工をします。

 

反幅を整えたり、

生地に付いている糊など不純物を落とす、

とても大切な仕事なのですが、

 

本場結城紬の場合は、

地入れ(湯通し)」という加工を、

その反物を織った機屋さんに出して、

仕事をしてもらいます。

 

 

「本場結城紬」は、

原材料から製織工程に至るまで、

40以上の製造工程と、

3項目の検査項目があり、

それをクリアしたものだけが、

その名の付ける事が出来ます。

 

 

その工程の中にある、

 

使用する糸は全て真綿より手紡ぎした、

撚りの掛からない無撚糸を使用する事。

 

とあり、

その真綿手紡ぎの無撚糸を経緯使うと、

糸に糊を付けて毛羽立ちを抑えないと、

機織りがしにくくなります。

 

 

その糊を落とし、生地本来、

そして絹本来の風合いにする仕事が、

本場結城紬の「地入れ」になります。

 

 

この地入れの仕事、

 

その反物を織り上げた機屋に出すのが、

最高の風合いに仕上げる必須事項で、

糸の風合いや生地の風合いを見ながら、

一反ずつ丁寧に仕上げてもらいます。

 

 

そして、

その仕事が仕上がってきた、

生地の風合いは、絶品の仕上がり。

 

たおやかで、絹本来の風合いが活き、

「これぞ本場結城紬!」と思わせる、

最高の風合いになります。

 

 

お召し頂ける方の元へお嫁に行き、

一度里帰りをする本場結城紬。

 

何か、感慨深いものがあります。

 

 

二反とも、

それぞれに八掛を別染して、

お仕立てへと進めます。

 

 

お客さまが一番ですが、

私たちも同じ様に、

仕立て上がりが楽しみな気持ちが、

盛り上がってきました!

 

 

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