名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなです![]()
2017年1月 HPをリニューアルしました![]()
9/17(月)~29(土)開催します!
クリーニングキャンペーンも、
明日が最終日。
なんとものタイミングで、
台風24号が近づいておりますが、
空の様子を見ながら、
皆さまのご来店ご利用をお待ちしております。
まずは何よりも、
皆さまがお住まいの地域が、
大きな被害を被らない事を切に願っています。
十分にご用心下さいませ。
さて、
今回のキャンペーンでは、
申し合わせたかの様に何着も、
「留袖」のお手入れをお預かりしました。
皆さま、6月頃にジューンブライドを行い、
「美濃幸は9月キャンペーンだ!」という事で、
他では出さずにお持ちだった様子。
有難い限りです![]()
お預かりしました留袖は、
かっちりとした仕事の京友禅のものから、
柔らかで優美な加賀友禅のものまで、
お話しをお聞きするに、
ご購入から何年か経っているのですが、
だからこそ味わえる、
確かなものつくりが施されたものばかりで、
どれも一見の価値のあるものを、
拝見することが叶いました。
最近はレンタルが主流となった、留袖。
礼装の在り方が変わり、
それに伴い考え方や価値観も変わり、
だからこそ必要とされるレンタルを、
決して否定する訳ではないのですが、
それでもやはり、
想いを込めて誂えた一着に、
特に留袖・振袖という「第一礼装」には、
格別の存在感があるのだと、
私は思っています。
あるお客様から、
「今回、私がこの留袖を着たんだけど、
次に出番はあるのはいつの事かな?」
という会話があったのですが、
「留袖は、ここ一番の大切な節目にこそ、
その存在価値があるのだから、
何年何十年に一回の『その時』に、
全ての意味があるのだと思います。」
とお答えをしました。
お客様がお持ちになられた留袖は、
しっかりとした仕事が施された京友禅のもの。
お値段などはお話しされませんでしたが、
それなりの想いを込めて誂えた事でしょう。
何年に一回、
ましてや何十年に一回しか着ない、
着る事がないものに支払う多額な金額を、
ただ単純に回数割りをすれば、
なんて効率の悪いもの。
経済の論理で片付ければ、
果てしなく非経済的なものになります。
でも、
『その時』の一瞬は、
絶対にお金に変えられるものではなく、
その瞬間を彩る衣裳たちには、
格別の存在感を持つ力が、
作り手によって込められ、備わっています。
留袖と振袖、
この二つは「第一礼装」の衣裳として、
別格の存在価値と存在感が在り、
だからこその「第一礼装」です。
そこにはお値段の高下などなく、
家族や大切な人たちの節目を彩る、
無形の価値が備わっています。
今回のキャンペーンでは、
その事をお客様と着物たちから、
切々と教えて貰えた気がします。
秋から冬にかけても多くなる、
人生を彩る大切節目のひととき。
ぜひその時は、
お手持ちの衣裳をたとう紙から出して、
袖を通してみてはいかがでしょうか。
名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
