名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなです![]()
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もうそろそろ、
夏衣のご紹介に入っても良い頃ですが、
今週まで、単衣の一品をご紹介。
来週からは夏衣一色になりますので、
過ぎ行く季節も来たる季節も、
等しくお楽しみ頂けたらと思います![]()
柳澤保範作
塩瀬九寸名古屋帯「サビタの花」
初夏の清涼感溢れる風を感じる、
東京友禅で染め上げられた、染帯。
現在は長野県で染色活動をされている、
柳澤保範氏の一品です。
ご来店の多くの方からは、
「何の花?」
「紫陽花かな??」
というお声を頂いておりますが、
帯に付られた帯の銘は「サビタの花」。
花の名前に無知な私は全く知らず、
色々と調べてみたところ、
「ノリウツギ」という名前で通っている、
初夏から夏にかけて咲く花だそうです。
この柳澤先生は、先にも書いた通り、
自然豊かな長野県で染色活動をされており、
この一品を扱っている問屋さんからは、
そうした自然に囲まれた中で、
その美しさを友禅という技法を使い、
生地の染め上げておられる方だそうで、
どの一品を観ても、
自然の美しさが根底にあります。
細かい描写をするという意味では、
糸目友禅は適した技法で、
花びらひとつひとつの輪郭や、
花弁の色の美しさが表現された、
見ているだけでもほっこりとする仕上がり。
特にお太鼓中心にある、
カラフルな彩色の美しさは、
私がこの帯の大好きなポイントです。
ただ、
実際の花の写真を観てみると、
綺麗な白一色の花の様で、
中心を取り巻く大きい花びらの色が、
正解の様子。
どうしてこの様な表現になったかは、
柳澤氏に聞いてみなければ分かりませんが、
恐らく日々自然と向かい、
それらを眺めているからこそ分かる、
太陽の光と共にある色の世界や、
無限に広がる色の不思議を、
この帯に託されたのではと、
私の勝手ながら思ってみたりしています。
塩瀬帯の魅力は、
細やかな友禅で染め上げられた、
季節感溢れる柄にこそあり、
前腹やお太鼓に在る季節を、
お召しになる方はもちろん、
それをご覧になる周りの方も一緒に、
幸せにしてくれる様に、私は思います。
季節を感じ、それと共に在る着物。
皆さまも自分らしく季節を取り入れ、
着物と共に素敵な時間をお過ごし下さい。
名駅西、名古屋市中村区大門にあります、



