名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなです![]()
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今日は桃の節句。
お雛様の一日でした。
当店でも昨年から、
奥さんの七段飾りを飾るようになり、
ご来店のお客様だけでなく、
街を歩かれる皆さまにも、
春の到来を知らせてくれています。
それも、先週はフランス人のご夫婦、
昨日はアメリカ人の方もご入店下さり、
私のつたない(本当に
)英語で、
お雛様を説明させて頂きました。
さて、
この七段飾りを飾りつけしている時に、
奥さんが、
「仕丁さんたちって裸足なんだね。」
という言葉を聞いて、
今まで何も思わずにいましたが、
確かにその通りで。
笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸、
三人揃って裸足で座っております。
気になり、他の男子たちを見てみると、
隋臣である右大臣・左大臣のお二人は、
雅な衣装の時に見る「沓」を履いており、
親王であるお内裏様を見ると、
衣服の下に隠れておりますが、
裸足ではなく、白い足になっています。
指も分かれておらず、
また足袋っぽくもなく、
ただの、つるっとした足みたいです。
「衣服で隠れるから、手を抜いたのか?」
いやいや、
これは手を抜いておらず、
むしろ忠実に表現がされているもの、
それぞれに訳があって、
こうなっているのです。
私も気になり色々と調べてみたのですが、
そもそも、現代の様な、
親指の分かれた「足袋」が出来たのは、
鎌倉時代の頃。
それまでは、
鹿革や絹で作られ、指が分かれておらず、
袋状のものを履く「襪(しとうず)」が、
足袋の原型とされています。
成りたちとしては、
1、「革などで出来た袋状のもの」
2、「高貴な方は平絹の襪」
3、「直接土を踏む、沓(くつ)」
4、「親指の分かれた、足袋」
という順番。
ちなみに、足袋自体、
軽々しく履く事が許されておらず、
武士に関しては、
大名のお許し「足袋御免」がなければ、
履く事は叶わず、
一般庶民(町人)は、
江戸時代になってからの事。
農民に至っては、
その頃も贅沢品である事から、
許可制で履く事が許されていました。
うちのお雛様は、
この原則に従って作られており、
お内裏様は、「平絹の襪」
隋臣の二人は、「沓」
末席の仕丁たちは、「裸足」
という事で、
身分や立場によって、
履物自体も分かれているという訳です。
綺麗なお雛様も今日でお仕舞い。
明日明後日で片付けて、
来年、また会う時までお休みの時間です。
アメリカ人が言っていましたが、
「Japanese Traditional !!」
との言葉そのものである、お雛様。
人の生活の根幹である「衣食住」の、
衣を知り、触れる事ができる、
お雛様であり、着物屋です。
ご縁のあった皆さまに、
それに気軽に触れ、知る機会として、
当店が在ればと思います![]()
名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなでした![]()




