男のきものっていかが?2017 その15~麻上布に袖を通す。~ | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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若だんなの着物姿から、着物の楽しさを発信する、


男のきものっていかが? シリーズ 2017バージョン


全100回! 過去のまとめはこちら

男のきものはここを見て♪~総集編~


2017年版のまとめはこちら

男のきものはここを見て♪~2017 総集編~



暑さと湿気がやって来ました、

例年通りの日本の夏晴れ



日々、着物を着ている私は、

外に出て初めてお会いする方のほとんどに、


着物って暑くないですか??


という質問を受ける季節にもなりましたニコニコ



私的には、「夏は裸でも暑い。」が持論で、

むしろ肌を隠してくれる着物の方が、

体感的には快適に過ごせると思っています。



そして、着る素材も色々と考え、

夏にこそ向く素材を選び、袖を通しています音譜



そんな私の、今年のお気に入りはこちら。









昨日のブログ でも紹介をしました、「麻上布」の長着。



生成り色に織り上がった、夏らしい一着です。



実はこの麻上布は頂きもので、

大変にお世話になっているお客様から、


若だんなが良かったら着てもらえない?


とお声掛けを頂き、

小躍りしながら頂いたもの。



その方のお父様が生前、

大切にお召しになっていたものだそうです。



何十年も前のものなので、

果たして着れるものかと思っていたのですが、


お父様はご身長があられた方の様で、

裄は多少短くとも、着丈は問題なし。



裄は今の季節のものですし、

私自身が普段から着ているものなので、

むしろ短めの方が便利します。







地色も、おそらく当時はもう少し明るく、

現在は若干変色をしてしまった様子。



それも、普段に着るのであれば全く問題なし音譜



唯一の難点は、


誂えてからかなりの年月を経ていること、

またお父様が何度もお召しになっておられたことから、


縫い糸が弱っている」事です。



現に今も、着ているそばから、

少し縫い目に力がかかると、「プツッ!」と音を立てて、

麻の縫い糸が切れていきます。







これに関しても、致し方なしニコニコ


表生地が切れず、縫い糸が切れていくことが、

和裁の魅力であり、素晴らしさです。



今年は何とかやり過ごし、

秋口になったら解いて洗い張りをして、

新しい縫い糸で縫ってもらえば済むということ音譜



とりあえず今夏は、あまり無理はさせず、

着物の様子を見ながら付き合っていけたらと思います。




名古屋の梅雨明けはまだですが、


夏真っ盛りの様相を呈してきた七月の気候。



35度を超える夏日は、

室内にいても自然と汗をかき、

思ってもいないうちに体調を崩すこともあります。



皆さまも十分ご自愛頂き、


また体調や気候と相談をしながら、


自分らしいスタイルで、夏着物をお楽しみ下さい。





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