名古屋駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなです![]()
2017年1月 ホームページをリニューアルしました![]()
早いもので、
単衣の季節も終わりが見え始め、
今時分の美濃幸の店内では、
お急ぎの夏衣の準備と、
5月頃にお見立てをしました、
着物や帯が仕立て上がり、
検品とご納品に追われる毎日。
皆さまにとって、素敵な夏が訪れます様に![]()
段々と夏らしい陽射しの日が増えてくると、
夏の素材「絽」の目が一層美しく映えて見えます。
このコーディネートも、そんな一品たち。
夏衣の涼感と品格をお楽しみ下さい。
夏らしい、淡い墨色の地色に、
細やかな鷺草の柄が染め抜かれた小紋に、
淡い紫色の地色と、
桔梗の柄が華やかさと品格をたえる、
夏衣の品格を感じさせてくれるコーディネートです。
夏衣に使われる素材は色々とありますが、
「絽」は正絹の生地としては主な素材のひとつ。
特に小紋や附下、色無地など、
フォーマル感の高い着物には、
多く使われる生地です。
ただ、この絽の生地、少し珍しく、
多くの絽の生地は、
緯糸を透かした「横絽」と、
経糸を透かした「縦絽」がほとんどですが、
この小紋に使われている絽は、
縦横共に透かしてある「経緯絽」になっています。
その生地の上に、胡粉描きで描かれた鷺草。
綿帽子の様に、初夏の風になびき、
飛んでいるかの様子。
大きな柄ではないので、
どこにあるのかと探されるかも知れませんが、
これくらいの程度が絶妙なバランスです。
合わせる帯は、品良く染め上げた桔梗柄のもの。
こちらもあえて彩色を増やさずに、
最小限の色で最大限に表現しているところが、
仕上がりの良さを決定つけています。
ロウケツで染られた桔梗。
際の色合いが美しく、
糸目友禅とは一味違う、幽玄さというか、
夏衣らしい、儚さを感じさせる仕上がりです。
夏衣の透け感は、
「着物の品格」そのものだと思います。
単に涼感を感じるためだけの透けではなく、
そこに在る素材感や柄の表現、
長襦袢や帯芯を透かして感じる色柄の世界は、
袖を通し、帯を結んだ時の、
着姿や佇まいから伝わる、
「着物らしさ」や「着物ならではの良さ」があります。
熱いと敬遠しがちの夏衣、
ぜひ皆さまも、そんな着物らしい楽しみ方を、
存分にお楽しみ下さいませ![]()
名古屋駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなでした![]()
にほんブログ村



