名古屋駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなです![]()
今年のきもの美濃幸は、
男のきものに関するご相談が、
一気に増えた一年。
多くのきもの男子の皆さまと繋がり、
多くの生をお声をお聴きする事が叶い、
来年に向けて一層、
男の着物を楽しんでご覧頂ける様な店に、
していきたいと思っています![]()
そして年末に向けて、
先週、新たな男の着物にも向く一品を仕入れ、
早速コーディネートしてみました。
木綿の風合いを存分に楽しんで頂ける、
何より楽しんで頂きたい、コーディネートです。
新潟の産地「片貝地区」で製織されている、
紺仁さまの「片貝木綿」の長着と、
同じく紺仁さまで製織されている、
厚手の木綿角帯の組み合わせ。
同じメーカーさまで製織されているので、
合わないはずのない組み合わせであり、
その模様自体も、
お互いに「一本縞」なので、
一層、しっくりと馴染むコーディネートになりました。
当店で定番で取り扱いのある木綿きものは、
この「片貝木綿」と、「伊勢木綿」の二種類。
私的には、
片貝木綿の方が生地感が薄く感じられるので、
「片貝木綿」=「春秋向き」
「伊勢木綿」=「秋冬向き」
というご提案を、当店ではしています。
別に片貝木綿を冬に着たところで、
下に暖か系の下着を着てしまえばそれまでですし、
木綿きものという特性ならではの、
タートルネックと合わせるなどしてしまえば、
生地感から季節を分ける必要はないのですが、
自分自身がどちらも袖を通した時の感覚を、
出来る限りお伝えしたいと思っており、
そうしたニュアンスで、
ご来店の皆さまにはお伝えをしています。
となると、
今回のコーディネートは、
今からには少し、早すぎるのかも知れませんが、
一足早い春の装いをという事でご勘弁を![]()
皆さまに楽しみながらご覧頂ければと思います。
さて、
今回の片貝木綿は、
今店にあるものたちと違い、
無地の親子縞が一本だけ入った、
とてもシンプルなもの。
当店にお越し下さる、
きもの男子の皆さまの多くは、
あまり奇抜なものをお求めにはなられず、
どちらかというと「スーツの延長線上」にある、
シンプルなものを好まれる傾向があります。
色でいうと、黒・こげ茶・灰、
柄でいうと、無地・縞・格子、
といったところ。
木綿を本格的に取り扱い始めた3年前頃は、
「木綿らしいポップなものを着て頂ければ」
と思い、
そうしたものを多めに仕入れていたのですが、
実際に動く反物は、シンプルなものがほとんど。
ご来店の皆さまにお聴きすると、
「初めて着物を着るから、
出来るだけ普通っぽい方が着ていて安心する。」
というご意見をほとんどの方からお聴きし、
それから、仕入れる商品の方向性を変えました。
そうした皆さまからすれば、
この一本縞も奇抜なものの範囲になるのかも。
ただ実際にお仕立てをすると、
この一本縞が肩から裾までスッと入る事により、
「着物を着ている」と実感できるモダンさを、
きっと感じて頂けるはずです。
ご興味のある方にお試し頂ければ何よりです![]()
そしてもうひとつ、
私のお勧めは合わせた角帯。
この手の角帯は、
以前にも2本、ご紹介をしましたが、
今回はこげ茶の地色に、
赤の色糸が織り込まれたものを新入荷しました。
打ち込みがしっかりとなされ、
かなり硬質な質感を持つ、この角帯。
木綿の角帯というと、
どちらかというと入門編的なものが多く、
絹より安価にするために、
木綿を使っている事が多いのですが、
この角帯に限ってはその様な風情はなく、
絹よりもしっかりとした風合いと打ち込み、
それを満たすだけの価格が設定されており、
上級者の皆さまにも十分に、
「木綿の良さ」を感じて頂ける仕上がりです。
きっと使い始めは硬く、
結びにくいかも知れませんが、
段々としなやかな木綿の風合いが前面にきて、
使い込めば込むほどに、
体に馴染む風合いに変化をしていく、
長い期間付き合う事が出来る一品。
まるで上質なデニムの様な感覚がします。
木綿の着物に絹の角帯を合わせる方は、
きっと多いはずですが、
「木綿」×「木綿」が心地好いはずという事は、
お召しになってる方なら分かるはず。
普段着使いで存分に、
お楽しみ頂ければと思います![]()
そんな木綿の暖かさや風合いを、
楽しんで頂ける長着と帯の組み合わせ。
多くの男性にとって、
着物がファッションの選択肢のひとつとして、
同じフィールドで考える事の出来る、
アイテムになる事を願い、
またそんな選択肢をご提案出来る店に、
当店が今以上になる事を目指して。
皆さまにとって、
素敵な着物と楽しむ時間が訪れます様に。
名古屋駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなでした![]()
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