名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
明日から6日間、
人生初のヨーロッパ&ウィーン旅行へと向かう、
ナン十ウン歳の女将さん。
海外旅行に限らず、
国内旅行もあまり行かない女将さんにとって、
約1週間も店を空けること自体、
ひっくり返える様な大騒ぎなことで、
自分がいない間の仕立物の仕事など、
すべてをしっかりと片付けて、
明日の早朝には機上の人に。
楽しい旅行になればと思います![]()
今回の旅行の一番の目玉は、
ウィーン学友協会にて、音楽を愉しむこと。
毎年元旦に開催される、
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートで、
多くの日本人にも知られているホールです。
我が家は音楽大好きな一家という事もあり、
毎年、ニューイヤーコンサートを観る事が多く、
それを観ている女将さんが、
「私も着物を着て行ってみたいわー
」
とよく言っていた事を思い出します。
元旦ではないですが、
その念願叶っての旅行なわけですが、
いざ行くとなると、
「どの着物を着たら良いのか」という悩みに直面し、
この1週間ほどは、
あーでもないこーでもないと、
「着ていく着物相談」で盛り上がりました![]()
「新たに着物を誂える」
という事にはならなかったのですが、
折角夢叶ってのことなので、
普段は袖を通さない着物を袖を通したいというもの。
そして、
ヨーロッパの中でも文化高き薫りがするウィーン。
「This is KIMONO」的なものでは、
余りにも面白くないですし、
かといって、相手を意識しすぎたものでは、
折角着物に袖を通す意味がない。
「着物屋の女将」という看板も、
意識せずとも、少なからず意識してしまいがち。
そんな事を1週間ほど考え、
コーディネートを相談しながら、
結局、最後に至った答えは、
「自分が着たいものを着よう
」
という、至極当たり前のこと。
でも、この当たり前が一番大切なのだと、
今回の事を通じて、改めて私は思います。
「衣装」には「格」というものが在り、
その着ていく先やTPO、相手に合わせて、
素材や色、コーディネートを変えるもの。
これは着物だけでなく、洋服でも一緒の事です。
結婚式には結婚式に相応しい衣装、
お花見にはお花見に相応しい衣装、
コンサートにはコンサートに相応しい衣装、
その場に合ったものであったり、
そこに集う人たちや、主役の方を想い、
相応しい一枚を選ぶ訳ですが、
それを熟慮し、踏まえたうえで、
最後に行きつく答えは、
「自分が好きな一枚」
なのだと思いますし、
これに出逢う事が、最も難しい事なのかな、と。
「日本の民族衣装」「日本の伝統文化」
等という、重く大きな肩書きだけではない、
自分らしく装う事の出来る、
「ファッションとしての着物」
を想う私にとって、
この理想に到達するのが一生の想いであり、
日々、着物を着る楽しみです。
これから春に向けて、
気候も心も開放的になり、
一層着物が心地よい季節となります。
このブログをご覧の皆さまにも、
きっと大好きな一枚があるはずで、
その一枚と出逢えた事に幸せに思いつつ、
精一杯、楽しんで着てあげて欲しいなと、
何より着物が大好きな一人として思います![]()
とりあえず明日からの6日間、
きもの美濃幸の名物女将はおりませんので、
女将さんに逢いたいとお思いの方は、
不肖若だんなで我慢して頂きつつ、
春の装いに溢れた店内を、
存分にお楽しみ下さいませ
この春が皆さまにとって、
着物と共に在る素敵な季節となります様に。
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました![]()
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