名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
29日(月)まで、
着物クリーニングキャンペーン開催中の、
きもの美濃幸です![]()
概要はこちら
残席わずか!お申し込みはお早めに♪
最近、男性のお客様が増えている事もあり、
問屋さまに伺った際も、
男物や男性に向きそうな一品に、
自然と目と心が向きます。
2月の問屋さま巡りの際もそんな感じ。
こんな角帯が二本、新たに仲間入りです![]()
織り味も色合いもまったく違う二本ながら、
織られている機屋さんは同じ機屋さんの物。
山形県米沢にある、米沢織宝来屋さまの角帯です。
宝来屋さまのお話をする前に、
まずは米沢のお話を少し。
山形県米沢は、
東北のみならず、全国的に見ても、
若手の染屋織屋の後継者が製織をされ、
培われてきた伝統と新しい感性とが融合した、
とても元気で、未来が楽しみな産地のひとつ。
米沢と言うと「紅花紬」が有名ですが、
それ以外にも、もじり織や草木染め、御召など、
地域の特性を活かした織物染物が、
多く生産されています。
4年前に勉強会に伺った時の様子はこちら
誤解を恐れず書くのであれば、
呉服業界に限らず全国的に、
斜陽の一途を辿っている、日本の伝統産業。
私が美濃幸に戻ってから約5年が経ちますが、
その間にも多くの機屋・染屋が廃業され、
また毎月京都の問屋さま巡りをしていると、
「この生地はもう織れなくなりました。」
「この染屋さん、もう新しい物は作られません。」
という、悲しい知らせが耳に届き、
それすらも、当たり前の事の様に思えている、
自分自身の感覚が怖くなることもあります。
その原因の多くは、
海外生産との価格競争に追われ、
未来が見えないことから、
当代の職人さんたちが、
自分の子へと受け継ぐことはせず、
自身の手で幕を引いている、とのこと。
時代の流れ、世相の変化、ファッションの変遷、
色々な流れの中で、
残していくものや、失くしていくものなど、
取捨選択の毎日ですが、
心情的には、
良き伝統技術が失われていく事に、
センチメンタルになりがちですし、
現実的にも、
お客様にご提案出来るものが、
日を追うごとに無くなっていく危機感は、
感じずにはいられません。
そんな現状のなか、米沢の産地は、
上手に世代交代が進み、
先に書いた様に、
古き善きものを活かしながら、
新たな感性が吹き込まれている、
私自身大好きで、応援をしている産地のひとつ。
もちろん、傍からは見えない(見せない
)、
産地ならではのご苦労はあると思いますが、
同じ世代が気張っている米沢、
共に栄える事が出来ればと、
また微力ながらも応援していきたいと、
常々思っています。
と、
角帯の話からかなーーり脱線をしましたが、
この帯は、
4年前の産地勉強会の際も伺った、
「宝来屋」さま(近賢織物)さまのもの。
その様子
大きな工場には何台もの織機があり、
ガシャガシャと大きな音を立てて、
元気いっぱいに帯を製織されていたことが、
今でも目と耳に残っています
宝来屋さまの帯は、
織機で織り上げられたパシッとした風合いと、
それだけではない体に添う様な結び心地、
また配色の妙が特徴で、
私も何本か愛用をしている機屋さん。
今回仕入れをした帯たちは、
着物男子の皆さまに多い傾向と感じている、
シック目で、凛々しいものを選んでみました![]()
一つ目は、濃紺地に縞柄が美しい角帯。
写真では伝わりにくいのですが、
縞も一色ではなく、
三色を使い分けながら織り上げられています![]()
もう一つは、紬地の様な無地感覚の角帯。
こちらも写真では伝わりにくいのですが、
緯糸に浅葱色や朱色など、
色々な色が織り込まれており、
その挿し色の妙が楽しい一本です。
着物をお召しになる男性の多くは、
洋服に変わるファッションのひとつとして楽しみたい。
という方が多く、
だからこそ、
色や柄に拘りを持ち、
自分が好きなものを探される方が、ほとんど。
呉服屋としても、着物男子としても、
その心はよーく分かります![]()
今回仕入れをした帯は、
これ以外にも何点かあります。
ご来店の際は楽しみに、
ゆっくりと自分だけの色を探してみて下さい![]()
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました![]()
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