名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
名古屋市中村区は本日が成人式。
名古屋市近辺は、
本日は晴天で暖かな日に恵まれ、
また全国的にも、
相応しい晴れやかな一日になった様子。
新成人になられた皆さま、
また、共に節目のときを迎えられたご家族様、
誠におめでとうございます![]()
皆さまにとって今日の善き日が、
今までを振り返る大切な節目となり、
また、これからの未来にとって、
素晴らしき門出のひとときと成ります事を、
心からお祈りしております。
さてさて、
成人式と言えば華やかに、凛々しく、
礼装に袖を通す一日。
心新たに緊張して過ごす一日だからこそ、
思ってもいないアクシデントに見舞われる事も、
多々ある事と思います。
特に、多くの方に取って慣れない和装。
「気を付けていたのに…
」
「気を付けてと言っておいたのに…
」
という皆さまも、
結構多いのではないかと思います。
そんな皆さまのために、
万が一、着物が汚れてしまった時の応急処置と、
次に気持ちよく袖を通せるような、
簡単な後始末を、お教えしたいと思います![]()
【 脱いだ後の注意点 】
1、脱いだらまず、汚れが付いていないかチェック。
自分は気を付けていても、
気付かず汚れが付いている事もあります。
特に振袖は袖が長い分、
知らずに踏まれていたという事も、
よくあることです。
「衿」、「袖」、「裾」は、
目視でチェックしておくと、良いと思います。
2、ハンガーに掛けるのは1日くらいで。
冬の時期とはいえ、
重ね着をする着物は、
どうしても湿気が繊維の中に籠ります。
この湿気を放っておくと、
後々、カビや変色の原因となります。
湿気を飛ばすつもりで、出来れば、
「和装ハンガーか衣桁に掛けて」、「一日二日」、
「陰干し」をすると、大体の湿気は飛びます。
ただし、掛け過ぎるのは要注意
あまり長期間掛けておくと、
袷の着物は表と裏が添わなくなり(袋になる)やすく、
これを直そうと思うと、結構な手間が掛ります。
また、思いがけず直射日光が当たると、
変色してしまう(色焼け)事も。
3、そのあと長期間、袖を通さないのであれば、
一度汗抜きや丸洗いをするのもGOOD!
振袖や紋付き袴は「第一礼装」になるので、
成人式や結婚式など、
ハレの席中心に袖を通す着物です。
「一度しか着ていないけど、洗った方が良いかな?」
というご質問は、
ご来店の多くの方からご相談を受けるのですが、
私がお話しているのは、
「本シーズン着る機会がないのであれば、
一度丸洗い・汗抜きをしておいて下さい。」
とお話をしています。
ただしこれに関しては、
現物を見てみないと判断しずらい部分ですので、
お近くの着物専門店や、
悉皆屋(着物専門のクリーニングやシミ抜きをする)
に、一度ご相談するのもひとつです。
もちろん、
きもの美濃幸でもご相談に乗らせて頂きます![]()
【 万が一、汚れてしまったらどうする
】
★そのままの状態で、
着物専門店や悉皆屋に持っていく。
汚れが付いているのを見ると、
「早く何とかしなければいけない
」
と慌ててしまい、
濡れタオルなどで擦ってしまう方が、
多いのではないでしょうか。
実はこれが一番してはいけないこと![]()
振袖や紋付袴に多く使われる素材「絹」は、
水に触れると収縮する性質があったり、
その状態で擦ってしまうと生地が毛羽立ち、
変質の原因や、最悪の場合、直らなくなります。
もし汚れを見つけた場合は、
「汚れが湿っている」のであれば、
水気をきつく絞った手拭いなどで、
「汚れを押し取る」にして、
手拭いに汚れを移して下さい。
「汚れが乾いている」のであれば、
そのままの状態で他に汚れが移らない様に注意し、
専門店&専門家のところにもっていくと、
あとは汚れの原因をもとに、
最短でシミ抜きをしてくれるはずです![]()
詳しくはこちら
節目の着物たちは、
それに袖を通したときの楽しかった想いや、
晴れやかな想いと共に、
皆さまに人生において、
大切な一枚になる事が多いと思いますし、
着物屋としてそうであって欲しいと、
いつも思っています。
今日の節目を飾った衣裳たちが、
次に袖を通す時や、次の世代にも、
そのままの姿で受け継がれていくことを願って。
素敵な衣裳が繋がっていきます様に。
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました![]()
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