名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
この冬私は、肌身離せない一品に出逢いました。
それが、
京都の北部「丹後」で、
草木染めに心を注ぎ染織をされている、
佐橘登喜蔵さんが作る、
「ずり出し紬のショール」です。
佐橘さんとの出逢いは、着物カーニバル。
出展者として、
同じ会場でブースを並べさせて頂き、
またそれ以前からも、
SNSで繋がりがあることから、
佐橘さんの物造りに賭ける想いや、
その手から生み出される一品一品を見るにつけ、
「一度、自分も手に取ってみたい
」
と思ったことから、
カーニバルの当日、
いの一番に足を運び、手に取ったのが、
ずり出し紬のショールでした。
そして約1か月、
毎日の様に首に巻き、肩に掛け、
これは自分だけでなく、
当店に足を運んで下さる皆さまにも、
ぜひご紹介したいと思い、
今回佐橘さんのご厚意もあり、
今週いっぱいの期間限定ではありますが、
当店でご紹介する事が叶いました![]()
今日現在、当店でご覧頂けるものは、この7枚。
草木染ならではの、
本当に柔らかく、優しい色の世界が、
ショールと言う限られた生地のなかに在ります。
桜、梅、椿、桑、うこん、蘇芳、茜、
登喜蔵の工房のまわりにある、
「丹後の大自然」がそのまま生きている、
まさに「丹後の自然の色」。
化学染料の様な眼にも鮮やかな色とは違う、
見ているだけでほっと一息つける様な、
優しい色の世界は、
日々身に付ける色として、
何も構えることなく使えるものとなります。
私の場合、
普段、店で着ている「木綿着物」に合わせても、
また「御召に羽織」を羽織ったお出掛けに、
防寒ショール変わりに使っても、
カジュアル、セミフォーマル問わず、
使う事が出来ています。
そしてもう一つ特徴である、
繭から糸を手引きで紡ぎ出す、
「ずり出し」技法を使って製糸をしていることにより、
肌触りが「極上」という言葉が相応しい仕上がりです。
ショールと言うと、
首元に巻く事が多くなり、
自然と、地肌に触れる事が多くなるアイテム。
肌に触れるものは気持ち良いものにしたい、
という事は、
どなたにもある共通の想いであり、
ずり出しで丁寧に繭から糸にされ、
手織りで織り上げたショールの仕上がりは、
本当に気持ちが良い物です。
風合いに関してはもうひとつ、
「草木染め」をするという事は、
一度や二度で色が染上がるという事はなく、
何度も染料に通し、
それを何度も水洗いをする工程を経るからこそ、
糸に色が定着し、
この柔かな色の世界へとなります。
絹や木綿などの「天然繊維」は、
水に通す度に風合いが柔らかくなるのが特徴で、
この登喜蔵の一品もそれと同じ。
風合いの柔らかさ、肌触りの良さは、
そうした様々な工程を経る事によって、
出来上がるのだと、身に付ける度に思う訳です。
大判に織り上げたあるこのショールは、
最近流行りの、
ショールとして首に大きく巻くだけでなく、
広げて肩から掛ければ胸元辺りまで掛り、
ちょっとした羽織代わりにもなるのが、
使ってみて感じた、私なりの特徴。
木綿着物を着た時、羽織はどうしよう
と言うのは、
男の着物ならではの悩みのひとつですが、
防寒と言う事を考えるのであれば、
このショール一枚で十分に事が足りると、
これも私が自分なりに使ってみての実感です![]()
カシミヤのショールの代わりにしても、
きっと違った雰囲気で楽しめる事でしょう![]()
もともと、
ショールやマフラー、スヌードが大好きな私ですが、
この一枚は、最近の中で一番のお気に入り。
限られた枚数の中ではありますが、
多くの方に触れて頂ければと思います。
19日(土)までの期間限定の展示です。
ご来店の際は、お気軽にお声掛け下さいませ![]()
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました
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