名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
11月29日(日)に当店1階にて開催しました、
第22回 美濃幸サロンコンサート
木村聡 バリトンコンサート
概要はこちら
木村さんプロフィールはこちら
今年で18年目、22回目となる、
当店の年末恒例イベント「サロンコンサート」。
今回は色々なご縁が繋がり、
初めて、男性歌手をお迎えし、
皆さまに本場イタリアで研鑽を積まれた、
バリトンボイスを楽しんで頂く会となりました。
プロフィール紹介でも書きましたが、
今回のアーティスト「木村聡」さんは、
我が地元、名古屋市中村区出身の方。
東京芸術大学の大学院を卒業後、
イタリアでもご活躍をされている、
超本格派のバリトン歌手。
またピアノ伴奏の神保道子さんは、
長年木村さんの伴奏を務められており、
二人の息はバッチリの音の世界となりました。
当日のプログラムは、二部構成。
『第一部』
1、カーロ ミオ ベン (ジョルダーニ)
2、オペラ「セルセ」より”ラルゴ” (ヘンデル)
3、オペラ「リナルド」より
”私を泣かせて下さい” (ヘンデル)
4、忘れな草 (デ・クルティス)
5、帰れソレントへ (デ・クルティス)
6、マリウ、愛の言葉を (ピクシオ)
『第二部』
7、初恋 (越谷達乃助)
8、九十九里浜 (平井康三郎)
9、電話 (湯山昭)
10、オペラ「椿姫」より
”プロバンスの海と陸” (ヴェルディ)
11、オペラ「カルメン」より
”闘牛士の歌” (ビゼー)
という構成。
前半はオペラなどを中心に。
後半は和曲を取り入れながら、
最後は木村さんの十八番で締めくくる、
そんな構成になっていました。
そして私の感想。
毎回、
コンサートが終わる度に、
また他にコンサートへ行く度に感じるのですが、
アーティストとは、
その本道である「技術」で魅了すると共に、
その間で垣間見える、
またふとした時に感じる事の出来る、
「人間性」や「ユーモア」を含めて、
その方の「パフォーマンス」だと、
私は思います。
そして、
その技術を披露する事が目的にあらず、
そこに集まった観客を魅了する事、
シンプルに言えば「楽しませる事」が、
アーティストには不可欠な力だと思いますし、
有難いことに、
今まで当店サロンコンサートで演奏して下さった、
演奏者の皆さまは、
そんな「エンターティナー」であり、
「アーティスト」としての能力が高い方ばかりだと、
外でコンサートを観聴きする度に思います。
そしてそして、
木村聡さんは、その能力がずば抜けている!!
一曲目「カーロ ミオ ベン」の伴奏が始まり、
木村さんの発する一音が出た瞬間に、
その素晴らしいバリトンボイスに観客が魅了され、
「この人は凄い
」と言う事を思わせつつ、
そのあとに続くMCや、
後半9曲目「電話」の時など、
ユーモアたっぷり、遊び心たっぷり、
笑い声はもちろんのこと、
自然と手拍子が起こるほど、
観客の心を鷲掴みにしていました。
コンサートののち、
観客として、またこのご縁を結んで頂いた、
木村さんのお母様からお聞きすると、
木村さんは小さい頃から、
モノマネや歌う事が大好きな子供で、
演奏家と言うよりは、
エンターティナーの方がしっくりくるとの事で、
そんな木村さんが元々お持ちの、
人を楽しませる素質と共に、
東京芸大~イタリア留学で培われた、
アーティストとしての技術が相まり、
「木村聡」という演奏家が出来あがっているのだと、
つくづく思った訳です。
始めは、
階段に設えた舞台で歌っていたのですが、
段々とテンションが上がると舞台を降り、
観客と同じ目線での演奏会へと。
こうした動きも、見る側を楽しませる一工夫です。
そんな、木村さんの素晴らしいバリトンボイス。
でも、
それを引き立てる「伴奏」があるからこそ、
一層声の美しさが際立ち、
音楽の世界観が広がるというもの。
神保さんのピアノ伴奏は、
木村さんが創り上げたい音楽の世界を知り尽くし、
それを引き出しながら、
そして、
遊び心たっぷりな木村さんに寄り添う様に、
でも個性を出しながらの、素晴らしいピアノでした。
「伴奏」と聞くと、
失礼な話、メインの添え物の様に思えますが、
この縁の下の力があってこそ、
音楽の世界が成り立つというもの。
コツコツと物造りをする職人さんの様な、
メインの声に魅了されるとともに、
ピアノ伴奏にも心奪われる貴重な体験でした。
11曲目「カルメン」では、
会場のボルテージは最高潮。
木村さんもジャケットを脱ぎすて、
神保さんも一層火が付いた様に音を奏で、
大満足のうちに本編は終了![]()
アンコール+αも楽しく、
予定時間を超える2時間半となった、
第22回サロンコンサートは幕を下ろしました。
美濃幸のサロンコンサートは、
18年前、音楽が大好きな父の一念で始まり、
最初は観客数名という状況の中でもコツコツと続け、
今では、この時を楽しみにご来場下さる皆さまや、
噂を聞きつけて足を運んで下さる皆さまに支えられる、
美濃幸に欠かす事の出来ないコンサートとなりました。
18年間続けてきた、父の信念も素晴らしく、
(手前味噌で失礼しました。)
それを支えて下さったお客様も一層素晴らしく、
呼応するかのように、
「私も演奏したい」という、
素晴らしいアーティストの皆さまにも恵まれ、
来年以降も会を続けていきます。
「こんなところでこんな素晴らしい音楽が、
こんなに気軽に聴けるなんて思ってもいなかった
」
というのが、
18年間続けてきた想いであり、
これからもそんな風に感じて頂ける様に、
準備を重ねていきます。
どなた様もご参加頂ける会ですので、
次回、もし心に留まりましたら、
どうぞお気軽に、楽しみに、
ご来場下さいませ。
皆さまと一緒に、
素敵な音楽の時間を過ごせます事を、
心から楽しみにしております。
最後になりましたが、
今回ご来場下さいました皆々様、
応援をして下さいました皆々様、
そして、
素晴らしい演奏を披露して下さいました、
木村聡さん&神保道子さん、
本当にありがとうございました
名古屋市中村区のきもの美濃幸
、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました
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