名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
28日(土)まで開催中、
「美濃幸きものクリーニングキャンペーン
」
本日も多数のご来店、誠にありがとうございました![]()
残り10日間となり、そろそろキャンペーンも終盤。
まだ期間はありますし、
次回は半年後に開催予定ですので焦る必要もないのですが、
「思い立った時が吉日」という言葉もありますので、
気になっている皆さま、どうぞお気軽にご利用下さいませ![]()
そして今日お届けする一品は、
日本の伝統技術を取り入れつつも、
それを今風に粋に着こなす事が出来る、そんな一品。
斜め取り疋田鹿の子絞り小紋
染めの名店「染めの川勝」さまの、疋田鹿の子絞りの小紋です。
女性の憧れであり、
絹の宝石とも言われる「疋田鹿の子絞り」。
ひとつずつ手作業で、
3回以上7回以下糸巻きをして生地を括り、
その作業を1一反分繰り返す、気の遠くなる様な伝統技術。
括り、染色をした後、その括り糸を解く作業は、
生地の中に凝縮された美しさが、一気に解放される様に思えます。
この一品は、京都で絞り加工をしたものですが、
当店の地元である、愛知県や名古屋近辺、
有松や鳴海の辺りは、古くからの絞りの産地。
江戸時代に東海道筋のお土産物として、
「絞りの手拭い」が一大ブームとなり、
それ以来、多くの絞りが開発・生産されて来ました。
近年は時代の流れと共に、海外での生産が多くなり、
また、他産地と同じく「技術者の高齢化」と「後継者不足」が重なり、
有松近辺での生産反数は大きく減っていますが、
それでも地元や国産の絞りに拘って、
コツコツと地道な生産をされているメーカーさまもおられ、
同じ愛知県のきもの屋として、
そんな方々を少しでも応援をしていき、お役に立てればと思います。
と、話は戻してこの一品、
この疋田鹿の子絞りの一品の最大の特徴は、
その絞りが斜めに柄取りがされており、流れがあること。
微妙な加減を取りながら、括り作業を進め、
強弱のある仕上がりとなっています。
そしてもう一つの特徴は、「彩色が施されている」ところ。
よーくご覧頂くと、
鹿の子の目ひとつずつに、細かな彩色がされている事が分かります。
「金彩」と「紫色」の二色が使われ、
そしてこれは「小紋」なので、
等間隔に反物の端から端まで施されています。
付下げの様な「絵羽取り」であれば、
身頃・袖・肩…といった箇所に集中して行えばよいのですが、
そうではないところが、この一反の楽しいところ。
疋田鹿の子絞りの一反とは一味違う、
色彩の加わった、小粋な雰囲気を楽しんでみて下さい![]()
この疋田鹿の子絞りの様に、
日本には素晴らしい伝統技術が山の様にあり、
またそこには「技巧の素晴らしさ」だけではなく、
着手を華やかに美しくするための努力が沢山盛り込まれています。
そんな伝統技術を知る事と、
「きもの」のおしゃれを存分に楽しんで頂く事が両立すれば、
少しは大切な技術や伝統が守られていく力になるのではと思います。
皆さまにとって、素晴らしく楽しい着物と過ごす時間が訪れます様に。
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました![]()
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