名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
きものを毎日の様に着ていると、
一度二度では気付かない、色々な事を感じたり悩んだりします。
「着物を着た時に持つ鞄はどれにしよう
」
などは代表的なもので、
男女問わず、多くの着物ファンの方々が試行錯誤している様子![]()
そしてもうひとつ、多くの方が抱える大きな悩みが、
「草履や下駄の底がすぐにダメになってしまう
」
という事![]()
若だんなのブログでも、
今まで底ゴム交換の仕方 などを紹介して来ましたが、
これはあくまでも、
ワンシーズン位を何とかやり過ごす、応急処置の様なもの。
自分で試してみて、まだまだベストな方法とは言えませんでした。
そんな中、
ある着物ファンの方に教えて頂いた方法を試してみたら、
これがなかなか上々の使い心地![]()
今日はその方法をブログにて紹介します![]()
まず用意するものは、「お気に入りの下駄もしくは草履」。
出来れば使用前の物を用意すると良いと思います![]()
(使用後のものでも加工は可能です。)
そして裏返して踵部分をチェック。
新品のものは、
踵部分に上の写真の様な、
二段になった踵ゴムが付いている事が多いです。
この二段目のみを外して、踵部分を平らにします。
この部分に使われている接着剤は、
比較的簡単に取る事が出来るものが使われており、
素手でも可能ですし、
もし取りにくかったら、ドライヤーで熱しながらすると、
ポロリと外す事が出来ます![]()
土台が完成して、ここからが本番![]()
新しい踵ゴムを貼るのですが、
今回用意したのは、「靴用の交換踵ゴム」。
これは、東急ハンズで買ってきた踵ゴムで、
価格は数百円。
2枚入っているので、計2足分の交換が可能です![]()
このゴムを踵の大きさに切り取ります![]()
実際、この切り取る所が一番の難所で、
商品のパッケージには「加工しやすい」と書いていあるのですが、
業務用の大きなカッターもしくは大きなハサミが必要![]()
あせってすると手を切ってしまうので、
ゆっくりと、何度も刃を押し当てながら切り取っていきます。
そして最後、
切り取ったゴムを踵に貼り付け、虫釘で固定をします![]()
これで完成![]()
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作業時間、約30分。 慣れればもう少し早く出来そうです![]()
で、見た目はこんな雰囲気になりました。
横から見ても、ほとんど分からず、
上々の出来上がりに、自己満足のワタクシ![]()
では、その履き心地などを試してみます![]()
かくして時は過ぎ、
この作業をしてから2カ月履いてみての感想ですが、
「底全体の傷み具合がかなり軽減された
」
という事です![]()
ここでポイントなのが、
「踵の傷み」ではなく、「底全体の傷み」というところ![]()
今までだと、
踵のゴムを交換していても、
つま先部分のゴムの部分に石が食い込み、
たまにチェックしてあげないと、
元の木の台まで食い込んでしまう事もしばしば。
使用中の下駄の裏を見せるのは、
本当は憚られますが、
ここは参考のために、敢えて写真を載せたいと思います。
皆さまへのご無礼を容赦下さい。
2カ月履き続けたにしては綺麗な下駄の底![]()
踵全体を変えただけで、何故底全体の傷みが軽減されたのか![]()
理由は定かではありませんが、若だんなが予想するに、
踵全体が浮いた分、
つま先にかかる負担が減ったのではないでしょうか![]()
これでこの下駄とも、
来夏もその先も、鼻緒を調整したり交換をするだけで、
今まで以上に使い込んでいく事が出来そうです。
同じ悩みを抱えている皆さま、どうぞお試しくださいませ。
【底ゴム交換に関しての追加情報】
そして本日(8月30日)に知った情報によると、
同じ愛知県西尾市にある着物専門店「あづまや 」さんでは、
実店舗にご来店の方に限り、
全体の底ゴムを交換するサービスを開始したとの事![]()
お気に入りの履物はあるけど自分で行うのが不安な方は、
一度、相談してみてはいかがでしょうか![]()
あづまや
愛知県西尾市吾妻町277‐2
0563‐57‐4091
HP→あづまや きものひろば
こうして横のつながりも持ちながら、
きものをお召になる方が、
もっと気軽に快適に楽しむ環境が整う事を願う、若だんなでした。
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました![]()









