名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
早いもので、8月もあと1週間。
暦の上では既に秋に入っていますが、
8月が終わり9月に入ると、
装いや求める色柄も、一気に秋らしいものへと変わります![]()
「涼して通気性も良く、過ごしやすい。」
と名高い夏衣素材の代表である「麻」素材も、
この1週間で着収め。
今夏は、あまり麻を着る事が無かった若だんなですが、
もう来年まで着る事が出来ないと思うと、
思わず寂しくなり、自然と麻のきものに袖を通す様になりました![]()
今日のきものも、生成り色の小千谷縮を![]()
この小千谷縮は、
もう10年以上着ている一枚で、
何十回も自分で水洗いをし、
何回も仕立て変えをした、本当に愛用の一枚。
完全に糊も落ち、
生地自体の気も抜けてしまい、
小千谷縮特有のシボ感やシワ感は取れ、
所々、麻の繊維が毛羽立ってきている、この小千谷縮。
生地的にはもう寿命を迎えているはずですが、
何故か、とても気持ちの良い一枚に仕上がっています![]()
麻というと、
上記のとおり、通気性・発汗性が良く、
夏衣素材としては最適なひとつなのですが、
繊維の特徴として、かなりハリ感があるので、
着始めなどは、肌への当たりが結構強かったりします。
とある白人の方がお召になった際は、
歩いているうちに脛辺りの肌が擦れ、
真っ赤に脹れあがってしまった、なんていう話も聞きます。
そんな小千谷縮も、10年も散々着尽くしてしまえば悩み無用![]()
今では絶妙の肌触りに変わり、
捨てるに捨てられない(捨てる気などサラサラありませんが)、
今年は新しい小千谷縮を誂えたのに、
この10年選手の古株ばかり着てしまう、そんな一枚となりました![]()
とはいえ、流石に縫い糸が弱って来た雰囲気。
今年は、一度解いてしっかりと洗い、
来年、また新しく縫い上げる予定でいます。
それまで、あと少し。
麻の心地良さを存分に味わう、
楽しく涼しい晩夏を過ごしたいと思う、若だんなでした![]()
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました![]()


